もとdaregaitsdoco.com

成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

全日本体操選手権

2007-10-28 12:53:32 | ●体育会系
 27日(土)、代々木第一体育館での天皇杯『第61回全日本体操競技選手権大会』の「個人総合決勝」を、大先輩の写真家N氏と、音楽誌編集主幹のA氏と3人で見てきた。小さい頃夢見た、スーパーマンみたいなことが、床や鉄棒でビシバシ決まる。その一方、男女共々、鉄棒や平均台からよく落っこちるのは、テレビで見ていては分からないこと。広大なステージのど真ん中に鉄棒、そのまわりを男女の各種目がとりまくように並び、最多で10種目が同時進行する光景には目がくらくらしてきたが、入場料2000円で何でも見放題のお得な感じもある。中央正面の鉄棒に自ずと目がいく。回転ワザとひねりワザの回転数は、僕が体操を始める動機になった東京オリンピックの頃に比べ、二倍から三倍以上、大逆手握りによるワザも複雑化し、それに伴いすっぴんの車輪は着地前のほんのちょいだけに。こんなの近くの公園でやったら黒山の人だかりになるだろうってなことだらけの約2時間。Nさんは僕と同じ中学高校と体操部、Aさんはやらないにもかかわらず、東京オリンピック以降を僕以上に知る。新宿駅前の居酒屋で盛り上がったのは言わずもがな。