翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

新堀川上流部探鳥 (牛巻橋から法螺貝橋)

2020年10月26日 | 野鳥

 新堀川へ行くのは今シーズン初めて。今年は上流の方に鳥がよく来ている。カワセミも見たとの情報を得ていたので、そろそろ見に行くかという気になった次第。

 潮時は満潮に近いのを確認して出発。上流へ向かって西側の岸を遡っていった。もう陽が傾きだしているので、西岸から東岸を見ながら行かないとどうしようもないのである。鳥はさっぱりいない。時間も午後で良くはないのだが、カモさんはいるだろうと思っていたのが全くあてが外れたという感じでした。橋を3つ過ぎて立石橋まで来てやっと鳥影が見えだしました。

 初めに見つけたのが、キセキレイ。1羽だけと思ってレンズで追っかけていたら2羽いました。初めに撮った中に2羽写っていました。後ろの鳥には草の影がかかっていてファインダー越しでは分からなかったのですが、これが一番良く2羽写っていました。♂♀ペアだと思います。

 同じ位置から下流方向の梢に何か止まっていました。取り敢えず撮しておいたのですが、拡大してもボケてしまうのでそのままです。羽に白い紋付きがありそうなので、ジョウビタキ♂のようです。

 私が立っている直ぐ近くの梢に見慣れぬ鳥が静止していました。オオルリの♀ではないかと思いますが、尾っぽの方が切れていしまい全体が分からないので詳しい人にかくにんして、違っていれば修正します。

 空を大きな鳥が1羽飛びました。慌てて撮ったので少々ブレていますが、カワウのようです。餌(魚)が泳いでいないか偵察に来たのかも。

 上流側の足下にハクセキレイ2羽が飛んできました。陽が当たっていないので少々コントラストが弱いです。多分これも♂♀ペアだと思います。

 さらに少し上流側に移動しました。水面に眼をやるとカモがかなり集まっていました。

 ハシビロガモ、前が換羽途中の♂、後ろは♀だと思います。

 コガモも群れていました。2、30羽はいたと思います。♂は換羽の途中のようでみんな♀のように見えますが、頭がちょっと黒っぽくなっているのは♂だと思います。

 こちらのコガモのペアは、♂(後)♀(手前)がはっきりしています。

 こちらの3羽組はヒドリガモの一群です。真ん中が♂、前後は♀です。

 今回沢山鳥が群れていた辺りの川筋です。満潮なので緑のある辺りまで水が満ちており、川幅が広く見えます。

 岸のちょっと凹んだ部分は元水門があった跡でしょうか?ちょと落ち着く場所なのか鳥が一番集まっていました。

 この位置から直ぐ上流に法螺貝橋があります。今回は少々疲れて来たのでここで探鳥を終了し、橋を渡って東の方、高辻方向へ行きショッピングセンターで水分補給しながら小休止してバスで帰りました。