【 二日目 ~ ジミー(幾米)Day ~ 】
二日目の朝、お腹の調子はいまいちながら取りあえず痛みは治まっていましたが
念のため朝食は断念してチョコレートとあったかいお茶で栄養補給。
張り切って台北駅へと向かいました。
台鉄は松山までの各駅に乗ったことがあるだけで特急
は初めて。
プラットフォームが二つしかないので迷うこともなくたどり着けました。
一つ前の電車が普悠馬号で「これに乗りたかったな~
」と羨望の眼差しで眺めてしまいました
(私は鉄子ではありませんが基本的に乗り物は好きです)
週末の自強号は満席で無席(指定席なし)で乗った人たちが結構いました。
(私の席は車両の端だったので、周りに立ってる人がいて落ち着かなかった
)
ちなみに無席の料金は指定席と同じらしいので空いてる席があれば座っちゃっていいみたいです。
※普悠馬号は全席指定(無席はない)だそう
通路側だったのと天気が良くなかったので車窓からの眺めを楽しむという感じではなかったけれど
それなりに鉄道旅の雰囲気が味わえて楽しかったです。
もっときれいな海みたかったな・・・
1時間半で宜蘭駅に到着。
駅舎もジミーさんの世界で溢れています。
(ここまでしなくても旧駅舎も味あった気がするけど・・・苦笑)
歩いてすぐのジミー広場へ
こんな雨の中
写真撮影してるのは私だけかと思いきや・・・
かなり人気でジミーファンがたくさん来てました。
ジミー広場付近にはオブジェもいっぱい
ジミー広場で撮影したら本日の目的地 「幸福轉運站」
ジミーグッズを買うために遥々日本から来たんだもの!
買おうと決めていたお月さま
クッションと姪っ子へのお土産のメモ帳を購入
う~んパズルも買えばよかったかも・・・とちょっと後悔
目的も遂げたところで歩いて宜蘭観光
誠品書店で前日買ったガイドブックには宜蘭の誠品書店も面白いと書かれていたっけと思い出し辿り着いたあたりで雨
もひどくなってきました。
そろそろお腹もすいて限界が近づいてきたので休憩&荷物整理のため新月広場(ショッピングセンター)1Fのミスタードーナツへ。
まだまだお腹の調子が怪しいのでパイを一つとコーヒーで軽めの昼食をとり
濡れた衣服を乾かしつつ購入したジミーグッズを整理してリュックに押込みました。
(時々雨が激しくなるので荷物が多いのはつらい)
宜蘭の誠品書店は新月広場の3階にあります。ガラス張りになっている無印良品の上の辺りです。
全体的に(壁などが)グリーンでまとめられていて小規模ながら独特の雰囲気を持っています。
窓際のガラス張りになっている所はちょっとしたカフェスペースになっているようでした。
ざっくり書店内を見て回ったら新月広場をでて次の目的地、宜蘭設治記念館に向かいました。
歩いて5分程度の場所でしたが、このあたりでまたまた雨足が激しくなってきたーー 涙
とにかく室内でひと休みしたかった私は入場料30元を払って建物のなかに入りました。
日本統治時代の建物らしく、中は畳が敷かれ床の間もある落ち着いた和室になっていて日本人としては懐かしさを感じずにはいられません。
行政長官だった西郷菊次郎さんの写真も飾られていました。
設治記念館の横には宜蘭文学館がありますが、こちらも日本式の建物でなかでお茶も飲めるようになっているみたいです。
先ほど来た道を戻り新月広場の裏手あたりにある旧監獄
宜蘭は日本統治時代の古い建物もたくさん残っていて街全体が懐かしい雰囲気につつまれています。
(ジミーさんのアートの辺りはちょっと違うけれど・・・苦笑)
時間があれば(そしてお天気がもうちょっと良かったら)もっとゆっくりお茶したりして楽しみたかったです。(それと体調も)
今回の旅はあくまでジミーさんがメインだったので、残念ですが次の目的地礁渓温泉に向かいました。
礁渓温泉までは各駅電車で10分くらい。あっという間に到着です。
黒い雲も山側
から近づいてきているようで・・・
駅から足湯ができる湯圍溝溫泉公園までは歩いて6,7分ほどでしたが
歩いているうちにどんどん雨足が激しくなってきて
到着するころにはスコールなみの激しさ・・・。
涙
皆さんレインコートを着用しながら公園の足湯に浸かっていましたが、あれは絶対温度が下がってしまっていたと思うなぁ。
だって水面がバシャバシャいっちゃてたもん。
私はできれば濡れずに入りたかったので、近くの有料の温泉魚(ドクターフィッシュ)屋さんに入ることにしました。
70元と周辺のお店よりは少し(10元くらい)高かった気もするけど、一番広くて
落ち着いて入れそうでした。
座る場所も頻繁にオジサンがクイックルワイパーで拭いてたので乾いて清潔でしたよ。
そして肝心のドクターフィッシュですが、今回初体験であまりの”こそばゆさ”に
独りもだえまくってしまいました。
(でも大丈夫。周りでも悲鳴あげてる人たくさんいたから)
思ってたより大きな魚もいて「たべられてる感」ハンパないです。
魚のいる水槽はぬるめの水なのでそのあと隣にあるあったかい温泉で足湯してあがりました。
300円弱でこれだけ楽しめるなら体験しても損はないです。
そしてあったまったところでご飯でも・・・と言いたいところでしたが
何しろお腹がまだまだ不安で、しかも帰りの長距離移動を考えるとやっぱりどうかと・・・
なんて歩きながら駅に向かって歩いていたらまたまた雨足が激しくなり
完全に戦意喪失いたしました。
もしかして特急のチケットが取れればとわずかな望みを持って窓口のお姉さんに聞いてみたのですが、45分後の無席ならあるとのこと。
ずっと立ちっぱなしの可能性もあるなら最初の予定通り高速バスで帰ろうと決心し
バスターミナルまで歩くことにしました。
幸いにも雨も弱くなってきたので7,8分の道のりも苦にはなりませんでした。
台北までの高速バスは頻繁に出ているので20分後のバスのチケットを入手することができました。
料金も電車より安いし時間も1時間ちょっと。
電車よりも早くて安くて便利です(・・・のはずだった)。
バスターミナルにはコンビニも入っているので乗車前におにぎりを買って(温めてくれます)食べました。
今回利用した葛瑪蘭(カマラン)バスは横2列+1列のゆったり座席。(指定席です)
とっても快適に乗車できました。
窓からみる海は雨で霞んでました。
ヤシの木が見えるのはやっぱり南国の風景ですね。
長いトンネルをいくつか抜けると雨は止んでいました。
台北市内へは1時間ほど結構早かった・・・と思ったら土曜日夕方の大渋滞
科技大樓站から台北駅前まで1時間以上もかかりました。
こんなことなら科技大樓站で降りた方がよかったかも・・・なんてちょっと後悔してしまいました。
今回のような場合はは電車の方が確実に早く着いたかもね。
結局到着まで2時間半ほどかかってしまいました。
ホテルに戻るころには台北も雨が降り始めましたが、
今日は”ジミーDay”
このままでは終わりません。
一度荷物を降ろしたあと台北市内のジミーファンの聖地(?)ジミームーンバスへ。
台北101のある交差点のはす向かいにあります。
こちらも結構な雨降り
の中でしたが、ジミーファンが撮影しに来てました。
昨年できでからだいぶ時間が過ぎたのでなくなってしまったかと思いましたが
まだあってよかった。
ジミーさんの絵本のような世界を満喫できました。
ホテルに戻る途中「東門」で寄り道して度小月でご飯を食べました。
久しぶりのちゃんとした食事。
台南名物「擔仔麺」「黃金蝦捲 (揚げエビ巻き)」「マコモ茸のサラダ」
そして台湾ビール!
調子に乗って食べ過ぎた。お腹いっぱいでちょっとヤバかった。
そして近くのPOYA寶雅でばらまき土産を購入。
売れ筋商品が陳列されていてわかりやすいです。
2日目はいっぱい移動して、とっても頑張りました。
夜も爆睡
できました。