いえねこ修行

野良猫や人が苦手な猫たちは果たして『人間との生活』に慣れるのか?
人馴れ修行の様子を綴る猫お預かりボランティア日記。

歳三のわがまま

2015年12月04日 | 預かり猫

とにかくウェットフードが大好きです。

 

120匹いるお家から保護された歳三。

 

 

きっとウェットフードなんて食べたこと無かったんでしょう。

歳三のなかでは

「なんだ、この旨いものは…!!」的な

カルチャーショックがあったようです。

 

 

我が家に初めて来たときは

酷い便秘でご飯も食べることができない状態で

(便で胃が圧迫されてて胃腸が動かなかった)

とりあえず水分補給もできる

ウェットをあげていたんですが…

 

まぁこれも、

吐きながら食べてましたが…

 

その時すっかり

「ここはご馳走食い放題」

のイメージがついた様子。

 

便秘の治療が終了後

ドライフードを食べられるようになったんですが

 

また我が家に戻ってきたとき、

ドライフードあげたら

「これじゃない!」って

全拒否されました(-∀-)

 

そんなわけにいくかーコラー(`А´)

と心を鬼にして対決。

 

 

3日間くらいご飯ストされまして。

 

歳三は便秘が長らく続いた影響か

小食(短期の絶食)は慣れてるのか

屁でもないらしく、

その上本来の性格がかなり頑固ときたもんです。

 

結局私が折れて1日1回ウェットを提供しつつ

(↑鬼?)

 

なでなでしてみたり

ウェットまぶしてみたり

ふりかけかけてみたり

ケージから出して遊ばせてみたり

 

食べたり

食べなかったり

 

いろいろした結果

 

『ドライフード一皿完食したら、ケージの外で数時間遊べる』

というルールの元、

ケージの外への出たさから

やっとガツガツ食べてくれるようになりました。

 

 

 

 

ちゃんとドライフード食べてくれないと

里親さんが決まっても不安ですから~

 

なんてったって

まだガリガリなんです、

歳三。

 

 

 

 

毛でわかりにくいけどね。

 

触ると腰骨がまだまだ浮き出てる状態。

 

ウェットじゃなかなか太らないし。

栄養価の高いウェットは値段も高いし。

「ウェットしか食べません」では

里親さんは見つかりにくいし。

 

やはり

ドライフードは食べれないと。

食べれるんだからさ(^^;)

 

順当に育ってたとしたら

8キロ前後はあってもおかしくない品種

ラガマフィン。

 

現在歳三は3.3キロ。

(120匹のなかではまだ大きいほうだけど)

 

この案件の子は

みんな胃が小さいらしく

たくさん食べ過ぎると体調崩しやすいようです。

 

そのうえ

歳三は長い期間便秘だった後遺症か

腸が栄養を吸収しにくくなってるっぽい。

 

 

譲渡会までには

もうちょっと増やしたいなぁ。

 

 

 

オヤツも貰ったことないだろうな。

 

嬉しそうに食べる歳三。

 

 

 

 

 

ものによっては

指が流血するくらい

食いつきます(^o^; 

 

 

 

因みに…

アズオは

お高めフードが体質に合わず( ̄∇ ̄)

みんな色々~。

 

 

「ん?」


歳三の残したご飯を盗み食いして

お腹を壊すアズオ氏。

 

コメント
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