いえねこ修行

野良猫や人が苦手な猫たちは果たして『人間との生活』に慣れるのか?
人馴れ修行の様子を綴る猫お預かりボランティア日記。

レモンとテリトリー、そしてある疑惑

2015年12月18日 | 預かり猫

レモンは普段はあまり動きません。

 

寝てても起きてても

ほとんど動きません。

 

 

 

天売猫を何匹か預かってて

それ以外の他の猫も何匹か預かって

その上で思うんですが、

 

天売猫はテリトリーに敏感。

 

テリトリーに従順というか

厳しいというか。。。

猫だらけの島で長らく生活しているせいでしょう。

なんかその辺の野良以上に

ルールやこだわりが垣間見えます。

 

 

天売猫は

保護されてからしばらくの間

必然的にケージ生活になります。

 

そこで一度落ち着くと

ケージからは出たがりません。

テリトリー外なので。

慎重になります。

 

ケージ好き。

 

ケージ = 落ち着く自分の部屋

 

 

もちろん天売猫もピンキリで

性格もそれぞれで

ケージ苦手な子も中にはいます。

若い猫ほどそれほどテリトリーに煩くない気がします。

 

 

 

我が家に来る天売猫は

「一番酷いの(人馴れ遅そうなの)ください」

と申し出てるせいか

特にそれが顕著に出てる子ばかり。

 

たとえ私に慣れても

ケージから出しただけで

漏らす勢いで

怖がります。

 

ケージの扉開けっ放しで数日放置しても

ほぼ出ません。

笑えるくらい出ません。

 

 

レモンも

ケージの外が怖くて怖くて。

 

猫が好きだし

多分人も(なでなでは)好きだし…

 

でも出れません。

 

以前も書いたけど

出たらパニック。

 

 

相変わらず

抱っこで少しずつ出して訓練中。

 

ケージ周りで抱っこして

自力でケージに帰る練習をしていましたが

一向に成長が見えないので、

 

 

 

ほら~

他の子もいるよ~

 

 

怖くないよ~

 

 

抱っこであちこち連れまわす作戦も

取り入れてみました。

 

結構きょろきょろと

周りを眺めてたりするので

抱っこしてる状態なら

心に余裕がある風なんですけどねー。

 

 

ちょっと別のケージに入れてみました。

 

 

「あたしの部屋じゃない!!!怖い!!帰る!!!!」

 

 

 

ガクブルでした。

動揺しまくり。

 

 

ケージはケージでも

自分の匂いの付いてるケージじゃないと

ダメらしい(^◇^;)

 

(まぁ予想通り)

 

 

不器用すぎるレモンです。

レモンの場合は手や人が怖いわけでは無く、

テリトリー問題が一番重要なのかな

と思われます。

 

譲渡会のときは

いろんな動揺が混じってたので

フリーズしてましたが

 

我が家だと

他の猫が日常的にくつろいでる姿も見てるので

「他の猫のテリトリー」という概念が

強く出ちゃってるかもしれません。

 

 

 

テリトリーの概念を薄くするのは

どうしたらいいのかね~。

 

 

 

 

そしてもう一つ、

とある疑惑。

 

抱っこしててお腹もみもみしてて

ふと気になることが…。

 

お腹がボコボコしてる…(゜Д゜)?

 

 

 

なんだろ

なんだろ

 

内臓に問題?

皮膚に問題? 

と、

色々考えてみましたが

 

ネットで検索なんかしてたら

一つの仮説が。。。

 

獣医さんにも触診してもらって

「内臓の問題ではない」

と言ってもらって

 

あの仮設が有力になりました。

 

セルライト!!!

ヽ(^o^)丿

 

あの人間でもお肉と共に現れる…

あのセルライト。

いわゆる皮下脂肪の塊。

 

これのボコボコの正体が本当にセルライトなら

 

猫で出来てるの

お目にかけるの初めてです。

 

揉めば治るかな?( ̄∇ ̄;)

 

 

 

 

 

 

コメント
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