友人と
じつに15年以上ぶりに再会したのです
15年とは
なにもかも変わりうるほどのちょっとした年月なので
たがいの穴埋め報告には足りません
それでも
いろんなドキドキとともに会った姿がちっとも変わってないと
そんなブランクは嘘のようで不思議
変わっても変わらない 同じじゃないけど変わってない
なんのこっちゃ
ときには上から目線 ときには目線と同じ高さで
彼女のリクエスト 海を見ながら
トークと笑いのひとときを
ぽかぽか陽気のもと
足をぶらぶらなどさせたりして
20年前に一緒にした冬のフランス旅
アルバム見ながら 芋づる式に思い出されたいろいろが
おもしろすぎでした
珍道中は すでに空港からはじまり
くたくたで宿にたどりつき なぜかエアコンつかなくて
コート着こんで寝たパリ初日
メトロとTGVとバスで行った
パリから3時間半の郊外モンサンミッシェルの感動は
たどりつけた嬉しさも込み
メトロといえば
けっこうな混雑車内で 生演奏とかが始まったりする
足元には大きなわんこが大人しくいたりして
わんこ事情にカルチャーショックをおぼえました
足元に気をつけて歩かなきゃ
パリの町中わんちゃんの んこだらけ
定期的に 水で流して一掃されるのだとか
よく もののけ姫のポスター見かけたな
MUGI(無印良品)も ちょいちょいあったな
芸術家の町モンマルトルで
画家のおじいちゃんに執拗に誘われて
ベイビープライスで描いてもらった
美化が激しい似顔絵
ミレニアムのイベントで
コンコルド広場にあった移動式の観覧車は
絶叫系のような速さで何周もする
メリーゴーランドも 町のあちこちにあった
マルシェでクセの強いチーズを買っては
よくかじりながら歩いてた彼女
すずめの餌付けお兄さんに
チーズ持たされ お金せびられたわたし
落ち合う時間と場所だけ決めて 別行動もしたっけ
かわいい街並みに魅了されてしまい
素敵なプチホテルに1泊した
パリから電車で1時間の小さな町シャルトル
鍵開けのコツが最後までつかめなくて
部屋に帰るたび フロントのお兄さんに助けてもらって
いい加減 ため息つかれてたけど
それも笑える
経費節約
テイクアウトの中華やパンでディナーなこともあった
最後の夜は豪勢に フランス料理にしましょうと
入ったお店で クスクスやチャイを頂いた
フレンチレストランちゃうのか?
宿も飛行機も 好条件&安いのを探し
トーマスクック(ヨーロッパの時刻表)も事前に買った
わたしたち 旅行のお仕事だったし
歴史的建造物 イルミネーション 蚤の市 カフェ etc...
徒歩とメトロで 行きたいあちこちを回った
朝から晩まで
疲労と寒さで 口もきかなくなるくらい
そんな旅は ちょっともうできないな
笑
つぎつぎよみがえるも
寒さの記憶が濃厚についてまわります
ヨーロッパの街 冬の空はグレー
写真はカラーなのにモノクロみたいで
マルシェの果物や ステンドグラス 赤いセーター手袋などが
映えるのでした
人種のるつぼ
英語で話してくれる人は少なかったパリの人
いまはなき ノートルダム寺院には胸が痛むし
2度目のロックダウンとなってますが
いつかまたおとずれることがあったら もっとゆったり回りたい
翻訳アプリも入れて
笑
そして
15年前とは事情の異なる彼女とわたしですが
きっとまた 新たな楽しみを共有できるのでしょう
SNSで見つけてくれて ほんと嬉しい