ちまちま手作り 夫と娘との狭間で

2022-07-03 23:29:01 | 日記
以前より頻度が少なくなったオトのお料理ですが、
忘れた頃に作ってくれています。

最近は最初から最後まで自分で作るっていう勢いはなくて、
「ママ 手伝ってくれる?」
と言って半分は私が作っているようなものになっています。


夫の誕生日にチョコテリーヌ(オト&ネイロ作)


抹茶プリン きな粉ソースがけ(オト作)


マグロ漬け丼(オト作)


父の日のクリームパイ(オト&ネイロ作)


父の日スペシャルハンバーグ(ネイロ作)


ナポリタンスパゲティ(オト作)


父の日が過ぎて間もなく、娘vs夫の親子喧嘩が勃発しました。


私の思春期の親子喧嘩は、私が憤慨すればさらに巨大な圧力でやりこまれました。
「親に向かってその口の聞き方はなんじゃ!!出て行け!」と圧力をかけられていたので泣き寝入りをしてばかりでした。

そんな事もあり、
“父親というものはプライドが高く威圧的なものだ“
そして子どもは“理不尽なことがあっても従っておけばまるくおさまる“という考えが私に根付いています。


でもこれは私が私自身で見つけた気持ちの収まりどころ。


オトはオトの『気持ちの収まりどころ』を見つけないといけませんね。


今回の喧嘩は夫のオトへの寄り添いが出来ていないことが原因のようでした。

オトは前々から、
夫の“自分は正しい。子どもの言うことは未熟だ“という考えが許せないでいます。

自分と違う考えを最後まで聞こうとせず 子どもの言うことなら尚更に話を聞かず テレビを見続けて返事をしなかったり 無視をしてしまいます。

そんな夫のそういう所を、ずっと前からオトは怒っていたんです。


そして、今回こそは許さないと
オトは1週間近く 夫と“顔を合わさない“
“夫と食事をしない“をし続けました。


2人の狭間でオロオロした私

毎日仕事に行くのが苦痛になるくらいに悩んだ1週間ですが、

ある日 急に意地をはるのがめんどくさくなったのかオトがリビングへ出てきてくれるようになりました。





そして夜に、オトと一緒にさくらんぼのジャムを作ったんですが

その次の日、仕事から帰ってくると
オトはガラスのコップにパンナコッタを作って、その上にさくらんぼジャムをのせていました。



3つ並んだガラスのコップ

オトと私と…多分 夫の分



親子喧嘩というものは、こんな風に収束するものかと感じました。


結局、謝りもせずあくまで普段通りに過ごした夫は何の努力もせず、事の収束を待っていたんですよね


パンナコッタを無事に美味しく食べた夫。


そこからひょうひょうと
オトに話しかけたりする声がリビングから聞こえてきます。

(反応が返ってくるか確かめてるのかな?)


そう思うと、夫も少し気を遣っていたんだなって思って少し笑えました


寝室で、小さな声で夫に話しかけます。

「あのさ、もっとオトの話に向き合ってあげてね。訴えかけてるのに、テレビ見てお酒飲んで無視したらそりゃ怒るよ。
子どもの言うことだからって、親の方が正しいし偉いって、そういう考えがオトを傷つけてるんやで。」



夫は「はーい」と言って早々にイビキをかいて寝てしまいました。


責められると、どう向き合っていいかわからない夫なのかもしれないな…と思いましたが、『子に寄り添う』事を夫にも意識してほしいところです。


オトの心は
大人の部分と子どもの部分とが入り交じっています。
屁理屈で理不尽で、構わないでほしいのに、自分勝手に相手をしてほしいと思ったり。

不登校で思春期で反抗期

そんなトゲトゲしたオトの気持ちを受け止めてあげれるのは私や夫しかいないと思います。

『受け入れる』は『甘やかしではない』

そう思って今を精一杯受け止めています。