『一喜一憂はダメ』
帰り道
そう思っていても、
小さなことに喜びを感じ
ちょっとしたことで落ち込んでしまう私の心は中々成長しません。
時々好きな事の為に外出するようになったオト。
でも道中はしんどそうで
目的地でも「人が怖い」と言います。
その度に落ち込んでしまう私。
『普通にしておこう』と思って頑張っても、オトの吐き出す言葉に心をえぐられる思いになり
だんだん伏せ目がちになります。
人目を避けるその行動に傷ついてしまいます。
今日は
「SEGAのゲームセンターに行きたい」
と言ってきたので
仕事をお休みして一緒に電車で繁華街にあるゲームセンターまで行ってきました。
好きなゲームのぬいぐるみが目当て。
結果は
散財…
オトのテンションはダダ落ちです。
それからまた始まった後悔の言葉のオンパレード
体調まで悪くなっていき
それに煽られて私まで深く落ち込んでいきました。
「ママ?怒ってる?」とオト。
「え?怒ってないよ」
「でも、なんか黙ったまんまやし…」
オトがしんどくなったと思ったら掛ける言葉がみつからなくて、
あと、本当のところは
楽しい外出に今回もできなかったというところに凄く責任を感じてしまっている私でした。
「ママもしかして、自分のせいで私がしんどくなったって思ってる?
それは違うから。」
そんな言葉を私に言ってくれるオトに
私よりもずっと大人だと思いました。
帰り道
地元に帰ってきた安堵もあったんでしょうか。
「私、今日 頑張ったと思う!」
と、オトが言いました。
「頑張った!頑張ったよ‼️」
力強く私も答えました。
散財してしまった分をまた取り戻す為に
またお手伝いを頑張ると言ってくれました。
夜に
お風呂を洗ってくれて
晩御飯を一緒に作ってくれて
食器を拭いてくれました。
「今日は 私 頑張った!」
そう またオトが言うので
「めっちゃ頑張ったよ‼️」って私もまた言いました。
いい事がないと、頑張れないと思っていたけれど
しんどくて思い通りにならなかった今日を
『私 頑張った』と最後に言ってくれたオトの成長に嬉しくなりました。
ママ 負けてますよ。
オトの方が大人ですよ。
☆。.:*・゜てへ