オト ワクチン接種1回目

2021-09-29 23:57:28 | 日記
月曜日のお昼に、
オトはコロナワクチン1回目を受けに行きました。

オトは13歳です。

針を刺された時は痛がっていませんでしたが、

その後30分待合の椅子で待機していた時に

「なんか 違和感がある…」

と言ってきました。


そして帰宅後 段々と痛みだし、
私がパートで帰ってきた夕方には肩があがらなくなり、
二の腕から肩まで痛くてたまらないと言っていました。

ロキソニンを飲ませましたが効かず
夜はなかなか眠れなかったそうです。




翌日火曜日

前日同様 二の腕動かせず。
朝は37.4度の微熱

ロキソニンが効かなかったので
次はバファリンルナを飲ませてみました。

変化なし。

痛みがひどく 倦怠感あり。

夜には肘の上部が赤く腫れて熱をもちました。


また夜寝つきがわるく夜中の1時半ころまでベッドにいきませんでした。

とりあえず寝る前に今度はカロナール200を1錠飲ませてみましたが効いていない様子。



そして今日水曜日
接種後3日目です。

痛みは肩上部に移りましたが、腫れは見た目に分からず。
昨日よりも腕が動いています。
夜にはいつものオトに戻っていました




☆。.:*・゜

ワクチン接種
人それぞれ考えはあると思いますが
うちは受けることにしました。
オトが『外出したい』と言ってきた時に
気持ちよく外出を応援できるようにという考えからです。

ずっと家に居てるオトには
外出がなによりもリハビリですから。



しかし…
1回目接種でこんなにひどく副反応がでるとは思いませんでした💦

この3日間
2回目接種はやめた方がいいかもしれないと何度も考えました

昨日の夜中オトに相談すると
2回目接種も「受ける」そうです。

こんな事、自分で決心できて偉いなって素直に思います。

「そうかぁ〜」とだけ伝えましたが


☆。.:*・゜

時間は戻って
昨日の夜中の話です。


眠れないと、私の寝室へ来たオト。


「じゃあ、ママとしばらくお喋りしようかぁ」って

私の布団の上で2人で座りながらたわいも無い会話をしました。

つい探りたくなって
最後に
オトが大切に思っている『絵』について話をしました。

以前のブログで書いていたんですが
オトはイラスト関係のお仕事につきたいと考えていたんです。

ただ、不登校になってからは全く納得いく絵が描けなくなり自信喪失していたんです。

『私には、才能がないかもしれない。でも諦めたくないねん。諦めさえしなければ、いつか叶うって思うことにしてるねん。』

以前オトは私にこう言ってくれました。

だけど、『上手く描けない』が続いて
やる気を失っている様子に見えていました。

実際、昨日も話すと
やる気がないようなことを言っていました。

「誰かに教えて貰ったり習ったりしたら、それはそれでいい絵が描けると思うよ。

でも、そんな風に描いた絵は本当に私の絵なんだろうかって思うねん。

私は、誰かにアドバイスをもらうと、
その通りには出来てしまうんだけれども、ふと出来上がった絵を見ると自分の絵じゃないって思ってしまって。

私は、アドバイスをもらった以上に自分の絵を良くすることができないねん。

アドバイスどおりにしてしまう。

だから習いに行きたくないし、教えられたりしたくない。」



不登校からの第1歩にならないかと思って期待していた絵の道ですが

こんなしっかりした考えを持っていることを尊重してあげないといけないと思いました。

絵の道は、
辛くても向き合って地道に自分らしさを追求していけるんじゃないかと思います。
オトに任せます。




それと、なんとなくですが
オトが自分自身をしっかりわかりだしているように思いました。

これはオトの特性からきていることですが、
『アドバイスをされるとそれに答えてしまう』ということです。
これがオトの『しんどさ』の1つなんだとオト自身が薄々気づいてきているということです。
だからこそ、
『自分がしたいときにしたいことをする』という生き方を選ぼうとしているんじゃないのかな。


オトの人生の答えは
オト自身が求めていく

本当に私は無力なんだと思ってしまいました。








カウンセリングに行ってきました

2021-09-26 15:27:35 | 日記
前回から3週間ぶりのカウンセリングです。

行きの車に乗るまでは普通だったんですが…

私が忘れ物をして1度出発しかけた車を止めてしまった事と、

夫が道を行き過ぎて遠回りした事と、

そもそも車の中で酔ってしまった事もあり...



車で20分位かかっただけなのに最悪なコンデションでした

車から降りたオトは
髪の毛がぐしゃぐしゃになり
その表情は暗く
酷く鬱っぽい姿で立ちつくします。

私もその姿を見ると少しズキンと傷ついてしまいそうでした。


そんな私の気持ちが伝わらないように
何にも感じていないフリをして、
カウンセリングの待合に向かいました。

❁❀✿✾

初めは私が部屋に入ります。

この3週間の間
外出は近くのイオンに行けた事。
好きなゲームのカード入のお菓子が発売され、自分のお小遣いでお菓子を買うことができました。

この時、「好きなことの為なら外出できる。」と自信を持って外出したものの、
誰かに会うかもしれない緊張で沢山汗をかいている様子や、
また、自転車を漕ぐのが遅く心配したことを伝えました。

あと、ここ1ヶ月近く、洗濯物のお手伝いをしてくれていること(洗う,干す)を伝えました。


そして、今回から始めようと考えてくれていた認知行動療法ですが、
今のコンデションでは無理そうだと伝えました。

今回は、
第三者と会話すること
カウンセリングがほっこりする空間になることを目的として
認知行動療法は様子をみて進めて欲しいとお願いしました。


次はオトの番です。

今回は部屋から遠い場所に座った為に
オトの笑い声などは聞こえず、
少し心配でしたが信じて待ちました。




約1時間後


オトはさっきとは違う
柔らかい雰囲気で扉からでてきました。


入れ違いに部屋に入るとそこには箱庭が作られていました。


なんて可愛いんだろう


そんな風に思って思わず笑顔がこぼれました。


今回は
オトとカウンセラーさんとお喋りしながら
交互にお人形を置いていったんだそうです。

「1人で作ると、その作った人の心理を読み解く材料になるんですが。
オトちゃんは、1人で何かを作るということに苦手意識があり、やりたいとは思わないと言っていました。私と2人で作るのならばやってもいいかな〜と言ってくれたので2人でやりました。
この場合、箱庭には意味がありませんのでただのコミュニケーションになります。」

それでも、私は嬉しかったんです

コミュニケーションして、さっきまでのオトの中の鬱々した気持ちが和らいだんですから

「初めの1個を置くのに凄く悩んでいたんですよ。
でもね、その後はサクサクと物語が進んで行ったんです。
この川や池も、何のアドバイスもしなかったんですが迷うことなくオトちゃんが作ったんです。

何故か人間のフィギュアを置きたがりませんでしたね…。


何故かな?気になりますが
今は箱庭を楽しめたことを良しとして受け止めるだけにしようと思いました


カウンセリングも、オトが動きだしたいと思うまで結局待つしかない状態のように思えてきました。

認知行動療法も、興味を持ったり
やってみようかなという気持ちのないまま進めていっては
いけないような気がします。



オトが動き出すまでは
過干渉にならないように、
見守ることの大切さを
私が学ぶ時間なのかもしれません。






テセウスの船のように…

2021-09-24 11:39:28 | 
今年の5月末頃だったか、
夫がビデオレンタルで借りてきてくれた『テセウスの船』

このドラマの冒頭に
ドラマの趣旨とはまた違う思いを
馳せていました。



直腸癌で大腸の一部を失い人口肛門となった父

肺に転移し肺の一部を失う

肝臓に転移し胆のうと肝臓の一部を失う



癌の出来たところを取り除き蓋をする


果たして、手術後も、
もとの私の父であると言えるのか…



☆。.:*・゜

うちの場合

もとの父とは異なる父になりました。


術後に何度も倒れた影響か

こけて頭を何度も打ったからなのか

いや、もっと前からアルコールで

認知症が進んでいたからなのか



どちらにしても、
今が最悪な状態に思えて
私は私の人生を楽しめないでいます。


父は怒りやすくなり、
私たちは、
いつか他人に迷惑をかけるのではないかとビクビクするようになりました。


ずっと、年相応の認知症 ですと言われて、
年相応ならば仕方がないと
どこかでずっと向き合えずにいたんです。

父が、アルコール性認知症
アルツハイマー型認知症 や
レビー小体型認知症

いろんな要素を兼ねて少しずつ認知症が進んでいたことをしっかりと直視し向き合っていたらどうなっていたでしょうか。



機能不全家族とは
あぁ、まさに私の実家ではないか。
私は不幸ではないかと、見つめることは
本当に辛いです。



そんなことない。
大丈夫だと、ひっしに笑顔で過ごしてきた日々。



でもやっぱり父は認知症で

なるようにしかない日々を受け入れる為には『認知症』を知らないといけない

他人事ではなくなった『認知症』を受け入れないといけないと思いました。


悲しいことに、
本当の父は、優しくて真面目な人だということです。


小さな、スミレの様な花を
「ほら、ネイロ、可愛いだろ?」
なんていつも手に持たせてくれました。

田舎の土手で、よくしゃがみこんでは
小さな花をさがしていました。

もう、その時には
お酒に囚われていましたが、
若くて元気だった分、人格は普通のお父さんでした。


認知症とアルコールと入退院


父が変わってしまった。


他の方がたは、一体どう受け止めて乗り越えていってるんでしょうかね。


きっとみんながぶつかる壁。

生きている証。

大丈夫。



私もきっと
乗り越えれる。







羊毛フェルト

2021-09-21 08:54:21 | 日記
めーちゃんを想い

ちくちく ちくちく

久しぶりに手作りを楽しむ夜





めーちゃんの頭

めーちゃんの口

めーちゃんの毛色

色んなことをチクチクしながら
思い出しながら

ほんの1時間ちょっとでできました





手作りは楽しい♥





約束

2021-09-20 10:35:24 | 日記
土曜日は夫と少し遠くの大型スーパーへ自転車で行きました。

私がオトのことを夫と話せるのは外出している時くらいです。


自転車をこぎながら
「はぁー… オトのことどう思う?」
と聞くと


「え?んー変わらんのちゃう。」
と平気で言う夫。



「うそやろ?1年前とかと比べてどうなん?」



「別にかわらん」



そう言って、この会話はすぐに終わりました



『大分良くなった。元気になった。』という評価が欲しかった私。



そんな甘い期待を見事に切り捨て
私の目の前をスイスイと自転車で先に行く夫の後ろ姿が憎い…



でも、あながち間違いではないのかもしれない。

夫の言う通り何も変わっていないのかもしれない


夫に私の気持ちを救ってもらいたかったのにどん底に落とされた土曜日でした。


☆。.:*・゜

昨日は母にそんな話をしました。

「途中からしゃべったらへんかったわ


そう言うと母は笑いました。

「(夫には娘の変化が)分からんやろなぁ。

でも変わったよ。

前のように、急に泣きながら話をしたり
急に落ち込んだりイライラしたり

そんな姿が最近ないやん。」


ほんとうだ


お母さん ありがとう


やっぱり母はよく分かってくれている。


それから色々いつものように、
毎回同じことを同じ答えなのに沢山話をして

『大丈夫』
『この道で大丈夫』
『まだ待ってあげよう』
『動き出すのはまだ先

そういう話を繰り返し繰り返し…


一緒にブラブラしながら。





途中ドラッグストアに寄って、日用品を買いました。

普段、お父さんと一緒だと
ゆっくり品物を見れない母。

私とだったら、普段見れない棚までしっかり見れます。



ふと、手に取るのは

『しみ しわ 改善』の化粧水



私にはわかります。

きっと
私のことを考えて
手に取ったことを☆。.:*・゜



その時やっと気づいたんです。

「あ!わかったわ。お母さん。

お母さんの気持ち。

私、お母さんの気持ちに応えてあげるわ(笑)


母は私に、母ができなかった事をしてほしいんだと気づきました。





ダイエットも若いうちからしておけばよかった。

健康も若いうちから気をつければよかった。

肌も若いうちからケアしていればよかった。


そんな後悔があって、40歳を過ぎた私と重なっているんだと気がついたんです。



いつも明るく元気でどんな人からも好かれていた母ですが、
父に振り回され 生活に追われて 自分のことをいつも後回しにしてしていた母でもあります。


私は、娘の為に生きることに未だに抜けれていませんが、
母の想いを感じて、私自身を大切に生きることを今からでもはじめようと思います。


そうすれば
私はきっと私が好きになれそうな気がします