昨日は父の手術の説明を聞くため仕事を休みました。
いつもと変わらない顔をしている父ですが、行動や言動に動揺を感じるのは家族だからでしょうか。
いつもよりすぐイライラしてしまっていたり、変なこだわりを持ったり
すぐ忘れたり
それよりなにより質問と違うことばかり喋る父。
でも「いやだ」とか「逃げたい」とか言わない父は強いと思いました。
医者からの説明は万が一を想定しての話もしっかりあります。
「余計なことは聞こえない」耳が最大に発揮されているせいか・・・
父は落ち着いていました。
それよりも自分は1週間もお酒を我慢している!『早く呑みたい』という気持ちを伝えていました
いよいよ今日のお昼から手術です。
朝は麻酔科の先生の話を聞きに行ってきました。
全然話が頭に入らない父。
聞こえていないのもあるが
聞いても仕方ないという気持ちが大きいんだろうなぁ。
手に繋がれた点滴の管をいじったりして
長い話に耐えている感じがしました。
麻酔科の話は
聞けば聞くほど怖くて涙がでそうでした。
父の『聞いても仕方ない』という姿勢がありがたかったです。
コロナ禍ということもあり
手術が終われば電話をもらい
その後、病院に行き
主治医から手術の話を聞くというスタイルにしてもらいました。
「じゃあ、手術に向かう前に母が顔を見せて、手術が終わるまで自宅待機。
終わり次第電話があったら母が病院に向かいます。」
と、看護師さんに伝えました。
すると母が
「え?もうええやろ〜。(お父さんは私の顔見たないやろ)」
と言います。
看護師さんが父に訪ねます。
「どうする?手術の前に来てもらう?」
すると父は
「うん。」とうなずき
「前みたいに出血多量になるかもしれんしな…」と素直な表情でしゃべります。
(前回父は出血が止まらず危うく死ぬところでした。)
「なんやのん。私の顔みたってしゃーないやろーに」
なんて言いながら
昼イチに顔を見せに行くことになった母。
私は、仕事を2日連続で休む勇気なく、
今日は頑張って働きます。
休んだところで ですもんね。
真剣に働いて、汗かいて、
父も頑張っていると思って
心の中で応援しようと思います。
「がんばれ!お父さん!」