先日 久々にカラオケに行ってきました。
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レパートリーがほとんどなく
知っている部分以外は
デタラメに歌ってばかりの私
デタラメに歌う為には、
一生懸命歌詞を読むので
歌う歌詞の良さを再認識したりして…
『ひまわりの約束』を歌いました
🎼☆。.:*・゜
どうして
君が泣くの
まだ僕も泣いていないのに
自分より
悲しむから
辛いのがどっちかわからなくなるよ
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☆。.:*・゜
今朝、
父が家に昨日買い物したものを届けてくれて
それと一緒にクリアファイルを渡されました。
クリアファイルの中には
田舎の友人に送る手紙が入っていました。
いつも、私にも読ませてくれる父。
「これ、また読んどいて」
そう言って渡されました。
ふと父の顔を見ると
目は黄疸がでて、片目は更に赤く充血していました。
指先は氷のように冷たかったです。
きっと、昨日もお酒を呑んだに違いありません。
「お母さんは?」
と、私が聞くと
「お母さんも調子が悪いみたいや。
きっと水道の水がわるいんやろ…」
後で確認したら母は元気でした。
水が悪い訳では無いし、
『違う!お酒が悪い』と言いたかったけれども…
あまりに真剣に話す父に
『認知症だから仕方ないか…』と諦め
力を抜いて答えました。
「そうかな…。
とにかく(買い物)ありがとう。
これ(手紙)読んでおくね。」
玄関の扉を閉めて、リビングにて手紙を読みました。
以前のように綺麗に揃った文字に少し安堵しましたが、
よく見ると
漢字がデタラメ
文も事実とは違い創作されていていました。
3枚の便箋
3枚目の1番上に、
『今頃、妙に昔の事を思い出す。
お迎えが近いのかも…』
と書いてあって
その文章の締めくくりにはまたオトのことが書いてありました。
『オトが心配ですが 今の所
口出しを慎んでいます。』
口出ししないでいてくれてありがとう
お父さん☆。.:*・゜
読み終わる頃には泣かずには居られませんでした。
そして、
その手紙をこっそりコピーして
こっそり保管しました。
☆。.:*・゜
『お迎えが近いのかも…』って思う本人よりも
私の方が先に泣いちゃっているなって思って…
『ひまわりの約束』が頭の中で再生されました。