昼過ぎに母から突然の電話。
「お父さんが(朝の)11時頃から行方不明らしいねん。
どうしよ。
お母さんお父さんを探しに行こうと思ってるねん。」
時計は午後1時を過ぎていました。
お父さん、お昼ごはん食べずに大丈夫やろうか…
「施設さんが警察には連絡してくれているらしいわ。でもまだ見つかってないから今から行ってくる‼️」
施設を信じて待つしかないと思う私は、
母を説得しました。
母が行ったところで心取り乱す母が冷静に居てるはずがないし
父を見つけるやいなや大声で叱りつけてしまうのが目に見えていました。
「もう少しだけ待っておこうよ。
とりあえず私からも施設に電話するわ。」
そう最後に言って母をひとまず家に留めておきました。
しばらくすると
母から再度電話が。
父が見つかったとのこと。
ーーーーーーよかった
父は今日は施設の隣のマンションの一室を自分の部屋だと勘違いして、ドンドンと扉を叩いていたようです。
住民が怖がって警察に通報したとの事。
それで今日も警察にお世話になった様なのです。
(隣のマンションは普通の一般住宅らしく…
本当にすみません…💦)
『ひとりで外出してはいけない』
それは父には理解しがたいルールなのかもしれません。
施設に入れたのだから父のことは手放さないと…
そう思いますがやはり父が施設の方の目を盗んで散歩に出かけてしまうのはこれからもあり得ることと覚悟しなくてはいけません。
施設の対策や工夫がこれからもあると信用し、
父も脱走ではなく散歩に行っては帰ってこれないだけなんだと父の気持ちに寄り添ってあげたいなと思います。
だからわざわざ母や私が30分かけて父の施設へ向かってワーワー父を責めたりするのではなく、
離れていても私たちができることを見つけて行こうと思います。
とりあえず、明日は携帯会社へ認知症でも扱いやすい携帯はないかと相談に行こうと思います。