滋賀県東近江市にある 止揚学園(しようがくえん)の創立者 福井達雨先生が
9月6日 90歳でお亡くなりになりました。
止揚学園は、知能に重い障害のある人たちの家です。
創立者の福井達雨先生のお母さんは、キリスト者でした。
戦争中、警察に連れていかれたこともあるという筋金入りのクリスチャン。
「見えないものを 見えるように 生きなさい」と言われた。
追記 (すいません。見えない・・・と書いたつもりだったのに、間違ってました。Y子さんありがとう)
同志社大学の神学科に学んだ福井達雨さんが、止揚学園を作ろうと思われたのは
今から60年前。ということは、30歳の時。
止揚学園のホームページを見ると
達雨先生は、自宅でお元気でいらして、9/5の夜、「ちょっとしんどいから、明日は病院に行きましょう」と
夫婦で話しておられて、その後、午前2時ころ、急性心筋梗塞で亡くなったそうです。
「父は、仲間たちの笑顔に包まれつつ、笑顔で神様のもとに帰っていきました。」と
息子の生さんのお便りにありました。
福井達雨先生は、広島三育学院に講演に来てくださったこともあります。
知能に重い障害のある仲間たちが描いた絵の、カレンダーや、本、タオル(今も使っています)などを持って
職員の方が、教会に来てくださったこともありました。
私はその生き方を心から尊敬していました。
なんだか、涙が出てきます。
神さまの明るい光がゆたかに注がれて、いまも止揚学園があることを、
心から感謝したいです。
止揚学園のすべての仲間たち、そのご家族の方たち、職員の方たちの上に
神さまの祝福と恵みとお支えが、これからもありますように。
コスモス 宇宙 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
いつも上を向いて、笑顔でいたい。