いままで、名前は聞いたことがありましたが、読んでこなかった作家
西加奈子さん。
腹心の友C子さんが、貸してくださいました。
が、西加奈子さんのファンの友だち、M子さまのことを話したら、
先にそちらへ・・・・
すぐにM子さまは読まれまして、「面白かったわ、カナダ人の関西弁」とのお言葉。
さっそく私も読み始めましたが、中ほどまできてから、進みが遅くなりました。
乳がん闘病記ともいえる、心と体の叫び声、、、、、
長期に入院の経験がない私には、闘病って、大変だな、という思いが重く、先に進めませんでした。
でも、読むべきだと読み進み、昨日、やっと読み終えて、
本日腹心の友C子さんにお返ししました。
関西育ちの西加奈子さんの「じゃかましいわ」という内心の声。
「自分自身の体がいとおしく、わたしの体は、わたしのもんやねんけど」と言えるようになったとか。
カナダの女医さんや看護師さんは、明るく、気さくで、病気をジメジメと考えない。
「ほな、いこか」という感覚。
西加奈子さんには、感覚として、カナダ人の人たちの言葉が、まさに関西弁に聞こえたという。
カナダに住んだことはありませんが、
赤毛のアンつながりのカナダに、ますます魅力を感じます。
以前にも書いたことがありますが、まだ20代前半の時に、
ある研修会の帰り、地下鉄で隣に座ったおばさまが、
「若い時に、カナダへ行ったほうがいいよ。あそこは本当にいい国だから、、、」と言ってくださった。
その言葉は、ずっと心の底に残っていました。
でも、カナダへ行くご縁はありませんでした。。。
関西弁に聞こえるカナダの人と、お話してみたいな。
カナダ ケベック州産のメープルシロップ (Wikipediaからお借りしました)
美味しそう、、、その香も独特な、メープルシロップ。
カナダを偲んで、メープルシロップのクッキーでもいただきましょうか。