風と光と大地の詩

気まぐれ日記と日々のつぶやき

キンモクセイが香る

2019年10月16日 | 日記
昨日の朝、出勤して窓を開けたら、いい匂いがして(最近、世間ではニオイとカオリを良い匂いと悪い匂いという風に使い分けているようだが、本来、ニオイは中性的だと思うのだが)、外を見たら、キンモクセイが黄色い小さな花をつけていた。毎年のことだが、秋が深まって、ある日突然匂い出し、そしてまた匂いがしなくなる。そして、そこに木があることは知っているが、それがキンモクセイだということは忘れられてしまう。
知らない土地に行って、花が咲いていない時期に、その木がサクラだとはすぐに気づかないことがある。千本桜といっても、その場所を知っている人は花が咲いているときを思い浮かべられるのだろうけれど、初めてのものにはただの並木に見えてしまう。



ラグビーワールドカップを見て

2019年10月15日 | 日記
ラグビーワールドカップでの日本チームの躍進をテレビで見て、今まで自分が知っていたラグビーとは次元の違うものを見せてもらったような気がした。
元来あまり熱心なファンではなく、前回のワールドカップでも、五郎丸のキックをするときのポーズを印象的に覚えているくらいで、試合も一生懸命見たわけではない。
体格、体力、スピード、技といった点で、いわゆる強豪国との差が歴然としていたということもある。
今回、日本がそうした国と互角以上に闘っていることに隔世の感を覚えるのは、現実を知ろうとしなかった自分の怠慢以外の何ものでもない。
特に、スクラムで押し負けず、モールで押し込んでトライを奪ったり、フォワードが倒されても倒されもボールを次から次につないでトライにつなげるというラグビーの醍醐味を、強豪国を相手に日本がやってのけるとは胸のすく思いだ。
もちろんキレの良いパス回しとスピードでバックスがトライを取るのも日本の強みだと思う。
高校時代、体育の授業で毎年冬になると空っ風の吹くグランドでラグビーばかりやらされた思い出がある。1年生が3年生と試合をすると体格の違いで、タックルされるとひとたまりもない。ナンバーエイトをやらせてもらった時、自分でボールをもって独走したらタックルされて倒され、ボールをしっかり抱いたまま離さなかったらノットリリースザボールの反則をとられた。大学の対抗戦は野球と並んで人気があって国立競技場が一杯になった。(今は昔の思い出)
ガンバレニッポン! One for all, All for one !





台風が過ぎて

2019年10月14日 | 日記
甚大な被害を広い範囲にもたらした台風。想定外という言葉は安易に使うべきでない。
被害に遭って苦しんでいる人、不眠不休で対応に当たっている人もいる。
我が家の周辺に浸水などの被害が出なかったのは、川が氾濫危険水位に達したもののわずかに雨量や水量が少なくて破堤、越水がなかったせいだ。そうなっていた可能性は十分ある。
古い昔は氾濫域だった所に立っている職場の建物も無事だったが、大雨が降る度に毎回肝を冷やす。
治水も国家百年の計に違いない。