今日は、島根県、松江市、中電等による原子力防災訓練がありました。
今日の訓練内容は、住民の避難訓練が中心でした。参加したのは、鹿島町、法吉地区、城東地区、白潟地区、朝日地区、雑賀地区、島根町の住民330名。そして、福祉施設は山陰家庭学園の皆さん。市内全保育所79所、市内全市立幼稚園30園、小中高55校が参加しています。
議員7名が見学したのは住民の避難訓練です。
島根町を除く地区の住民の皆さんは、それぞれの公民館に集まり、チャーターされたバスで県消防学校まで移動し、そこで防災学習を行って帰ります。会場にいた参加者に感想を聞いてみると、「えっ!これで終わり?こんなことでいいの?」「広報車が回っていたけど、家の中にいたら聞こえない。防災スピーカーをうちの地区にも設置してもらわないと避難できない」といった不安の声が寄せられました。
また、島根町の住民の皆さんは広域避難先となっている奥出雲町へのバス移動でした。途中の三成公園でスクリーニングと除染を受け、避難先に設定された奥出雲体育館に到着しました。奥出雲町では、「避難先として奥出雲町はこんなに素晴らしい所」と映像を使ってPRに一生懸命でした。「小、中、高の体育館、コミュニティーセンター、温泉施設を使って皆さんを受け入れる」「通過される方にも、休憩場所を提供したい」と説明されていました。奥出雲の方々が一生懸命で気遣ってくださっているのは、この日の昼食に暖かな豚汁をふるまってくださったことにもよく表れていました。心から感謝です。
ですが、受け入れた後、新たな住宅や病院、施設などの建設、仕事つくりと、困難な課題が待ち受けています。それを島根県も奥出雲もどこまで本気で考えているのかわかりません。”そんなことは後で考える”というのでしょうか?私には、全く見えてこないのです。
そして、もっと厳しいことを言えば、この町は原発から50km内に入ります。もしかしたら、その時の気象条件次第では、この街の住民も避難をしなければならなくなる可能性もあります。島根町住民を受け入れている場合ではなくなります。奥出雲の町長も住民も、そんなことは全く考えてもいないような様子でした。



今日の訓練内容は、住民の避難訓練が中心でした。参加したのは、鹿島町、法吉地区、城東地区、白潟地区、朝日地区、雑賀地区、島根町の住民330名。そして、福祉施設は山陰家庭学園の皆さん。市内全保育所79所、市内全市立幼稚園30園、小中高55校が参加しています。
議員7名が見学したのは住民の避難訓練です。
島根町を除く地区の住民の皆さんは、それぞれの公民館に集まり、チャーターされたバスで県消防学校まで移動し、そこで防災学習を行って帰ります。会場にいた参加者に感想を聞いてみると、「えっ!これで終わり?こんなことでいいの?」「広報車が回っていたけど、家の中にいたら聞こえない。防災スピーカーをうちの地区にも設置してもらわないと避難できない」といった不安の声が寄せられました。
また、島根町の住民の皆さんは広域避難先となっている奥出雲町へのバス移動でした。途中の三成公園でスクリーニングと除染を受け、避難先に設定された奥出雲体育館に到着しました。奥出雲町では、「避難先として奥出雲町はこんなに素晴らしい所」と映像を使ってPRに一生懸命でした。「小、中、高の体育館、コミュニティーセンター、温泉施設を使って皆さんを受け入れる」「通過される方にも、休憩場所を提供したい」と説明されていました。奥出雲の方々が一生懸命で気遣ってくださっているのは、この日の昼食に暖かな豚汁をふるまってくださったことにもよく表れていました。心から感謝です。
ですが、受け入れた後、新たな住宅や病院、施設などの建設、仕事つくりと、困難な課題が待ち受けています。それを島根県も奥出雲もどこまで本気で考えているのかわかりません。”そんなことは後で考える”というのでしょうか?私には、全く見えてこないのです。
そして、もっと厳しいことを言えば、この町は原発から50km内に入ります。もしかしたら、その時の気象条件次第では、この街の住民も避難をしなければならなくなる可能性もあります。島根町住民を受け入れている場合ではなくなります。奥出雲の町長も住民も、そんなことは全く考えてもいないような様子でした。



