混雑率188%、東京圏ワースト5位
国土交通省は全国の鉄道等の混雑率を180%以下にすることをめざし、180%を超える路線を公表しています。日暮里舎人ライナーもその不名誉な公表路線。しかもマッチ箱のような小さな車両、ボックスシートなどのために、実際の混雑感はもっと大変な状況です。
「乗り切れない」「マンションが増えているのに」の声が上がるのも当然です
来春ダイヤ改正で、全席ロングシート新たに2編成
東京都交通局は、今年度中に新型車両を2編成(10両)増補。来年のダイヤ改正から新車両(320型)が登場します。
これにより日暮里舎人ライナーの車両は計20編成100両となりますが、沿線の人口は増える一方で、抜本対策が必要です。
都が下方修正した「1編成5両」⇒当初予定の「1編成6~7両」へ、抜本対策を一貫して要求
本当は一編成6~7両の予定だった
東京都は当初一編成6・7両の予定でした。しかし乗降客見込みを下方修正したために、制度設計を変更し5両編成にしてしまいました。
ねばり強く毎年都に要望
※日付は11月の間違いでした
ぬかが和子区議は共産党都議と共に毎年都に増便と抜本対策を要望。最初は冷たかった都の幹部に「ラッシュ時のライナーに乗ったことあるんですか。乗ってみて」と詰め寄りました。翌年以降「大変な状況だ。何とかしたい」と都の態度が変わりました。
区議会で全会一致で意見書2年前には、ついに区議会全会一致で「6~7両編成に」「土休日の終電も平日並みに」と都に意見書を上程することができました。
党派・立場こえ力あわせてがんばります
東京圏で混雑率180%を超えるのはわずか11路線で、国土交通省からも改善を求められています。抜本対策を実現するよう力をあわせてがんばります。
都議と共産党都議団が連携して
シルバーパスが使えるのは共産党の実績
日暮里舎人ライナーは「都営交通」(運営主体が東京都)だからシルバーパスが使えます。開業前、運営主体が決まっていない時に「都営交通にするべき」と求めてきたのは共産党だけでした。それが実り都営交通になったためにシルバーパスが使えるようになり、多くの方に「助かります」と歓迎の声をいただいています。
都議会でもまっすぐ声を届ける
初当選した斉藤まりこ都議もさっそく「ライナーの改善」を集中質疑。都がライナーの今後の長期計画で、足立区の人口推計を加味していないことことを明らかにし「人口増を加味し、6~7両編成の計画を」「足立区議会の意見書(左)の実現を」と強く求めました。都は「建築物も5両編成の構造設計なので困難」と冷たい答弁。
あきらめません!ねばりでがんばります
確かに6~7両編成にすることは簡単ではないですが不可能ではありません。だからこそ今から長期計画でとりくむ必要があります。あきらめずに粘りが信条。がんばります