ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

区長に緊急予算要望書を提出

2019年08月28日 | 政策提案

保育の無償化・熱中症対策(エアコン設置)に続き、今夏3度目の緊急要望
  日本共産党区議団は、新年度予算編成に向けて区民の声を反映した予算要望を提出するため、16万世帯に区民アンケートを配布し、約1800名の回答が寄せられました。またこの間、区内40を超える各分野の団体と懇談を重ねてまいりました。その中で、来年度予算では間に合わない緊急性を要する課題について、すでに熱中症対策と保育の無償化に対するものは提出しましたが、それ以外について、緊急要望としてまとめ、8月27日に近藤区長に対して提出。
 工藤副区長が対応し、「十四中の雨漏り」「災害対策」「消費増税対策」「東京女子医大(江北駅名)」「障碍者支援」「など、直ちに補正予算などで対応するよう強く求めました。
 西新井駅対策も強く求める
 また私は、、西新井駅の西口対策についても、対応を強く求めました。


 要望書の内容をご紹介します。

 
 
緊急予算要望書
足立区長 近藤やよい殿
                        2019年8月27日
                        日本共産党足立区議団

1、軽減税率対策補助金について
10月から実施予定の消費税増税にともない、複数税率対応レジスターの導入が必要な商店、中小事業者に対し、国は軽減税率対策補助金として購入費用の3/4(1台につき20万円まで、1事業者200万円まで)補助するとしているが、自己負担が発生する。残りの1/4について、厳しい経済状況の中頑張っている区内商店、中小事業者を支援する立場から区が上乗せ補助を行って頂きたい。

2、公共施設の修繕等について
 (1)区立第14中学校舎や竹の塚地域学習センター駐車場の管理室など区有施設の雨漏りは、直ちに改修されたい。
 (2)竹の塚地域学習センター、レクリエーションホールエントランスの階段は片側にしか手摺がない。両側に手摺を取付けて頂きたい。

3、災害対策について
 地震だけでなく近年では、大型台風やゲリラ豪雨などによる災害が全国で発生しており、対策の不備は命に係わる問題であることから緊急に対策が必要なものである。
(1)東六月町の「花畑作業所」2階の「ひまわり作業所」は第二次避難所になっている。1階の花畑作業所との直通インターホンは緊急時のホットラインの役割を果たしてきたが、壊れた後撤去されてしまった。早急に復旧して頂きたい。
(2)統廃合で廃止になった学校が避難所として登録されているなど、防災ナビの更新が遅れている例がある。これではいざというときに役立たない。現状にあわせ直ちに更新して頂きたい。
(3)発災時は自宅付近にいない場合もある。当該地の避難所がどこなのか誰もがよくわかるよう、コンビニ等多くの人の目に触れる場所にシール等で掲示し“見える化”を図られたい。
(4)電池切れやパットの使用期限切れなどメンテナンスが十分でなく、AEDが必要な時に使用できなかった事例が報告されている。配布したAEDが緊急時に間違いなく使用できるよう、直ちに点検し、機能するようにして頂きたい。

4、障害者支援について
(1)特定非営利活動法人「足立さくら会」は、今年度、千住の「はばたき」も借りているが1年契約で移転先を見つけなければならないが未だ見つかっていない。区の障害者計画に位置付けられた「高次脳機能障害」の事業の存続に関わる事態であり、次の移転先確保のために、区が責任をもって支援して頂きたい。
(2)竹ノ塚駅舎について、いよいよ設計に取りかかっているが、詳細設計に入る前に、障害者(当事者)の声が反映されるよう意見を聞く機会を早急に設けて頂きたい。

5.東京女子医大について
(1)医師会との連携
   大学病院誘致にあたり、総額137億円の公費投入にふさわしい「公益性」「住民福祉の向上」に寄与する内容の充実が求められる。区内の医療機関での受診が大学病院への受診につながるよう、医師会との連携が密に行われるようにして頂きたい。
(2)駅名変更について
   日暮里舎人ライナー江北駅の駅名変更について、地元から駅名への愛着や2億円もの経費などの点から批判が上がっている。地域の合意が得られない駅名変更は中止し、副駅名を「足立医療センター」とする立場で決断されたい。

6、投票所等について
7月22日実施の参議院選挙では、投票率向上の取り組みが実施されたにもかかわらず、区内の投票率は東京都平均を下回った。衆議院の解散総選挙も予想されるなか投票率向上のための対策が求められている。
(1)参議院選挙での期日前投票は、区役所では公示翌日から始まったが他の期日前投票所は1週間後からであったにもかかわらず、選挙公報の表現に誤解をして投票所に行った方が何人もいたと共産党区議団にも苦情が寄せられた。今回戦後2番目に低い投票率だった結果を受け、期日前投票の日程を前倒して頂きたい。
(2)投票率を高めるため、投票しやすい環境づくりも重要だ。学校体育館などの投票所にはスロープが設置されているが、傾斜が急で登れないという声がある。コンシェルジュの様な人員を配置して改善を図って頂きたい。
(3)選挙公報は選挙の期日の前日(衆議院選挙及び参議院選挙においては前々日)までに配布することになっているが、期日前投票者が増えていることも鑑み、可能な限り早く行って頂きたい。

仁比そうへいさんの捲土重来を

2019年08月23日 | 活動報告

先日、東京自治労連有志による「仁比そうへいさんの捲土重来を」との懇親会が行われ私もお誘いをうけて参加してきました。

仁比さんが戸籍の外部委託問題で足立区役所を調査し、法務省の役人とのレクチャーを繰り返し行い、国会質問。私もこのレクチャーに参加させていただき、一歩一歩学ぶことができました。仁比さんの質問で局面が変わりました。法令違反の足立の「戸籍のまるごと企業委託」は、重要な届け出業務が区の直営に戻りました。

秘密保護法強行の時の参議院本会議での「魂の討論」には涙がとまりませんでした。


本当にかけがえのない議席。絶対に国会にもどってほしい、かけがえのない議席です。

そのためにも、私たちががんばらなくては、党の力を強く大きくしなくては…。草の根から地べたから共産党のことを理解してもらい、応援してくれる人をふやそうと、決意を新たにしました。

写真は、山手線某駅ホームにて。懇親会のあとで撮ってもらいました。


西新井駅西口に意見次々と

2019年08月22日 | お知らせ

昨日、西新井駅を考えるタウンミーティングのご案内をUPしましたが、区民アンケートに1800近い回答が寄せられている中、とりわけ西新井駅については、「何とかして!」の声が300人からよせられました。その一部をご紹介します。

●駅ビルが閉まったままで暗いし、雰囲気も悪い。エレベーターが使いにくいし、荷物が大きいとき(スーツケース)使いたいけど、人も多い。夜はこわい。エスカレーターがほしい。駅ビル内に北千住みたいな役所がほしい。あと、習い事スペースとか。
(栗原3丁目 20代 正社員 単身)
●西新井駅の階段はもう3階と同じです。エレベーターはせまく若い人も昇降していますので、一日も早くエスカレーター・エレベーターの設置を望みます
(西新井栄町1丁目 70代後半 年金者)
●線路をまたいで行き来が不便。鉄道会社との連携で早期工事をしていただきたい
(興野 50代 パート)
●西新井駅西口をそのままの状態にしておくのは理解できない。総合的に駅の活用、リニューアルを進めていくべきだと思う。
(西新井本町 50代 正社員)
●西新井駅西口が、十分な広さがあるから、北千住駅西口のようにできるのでは。また、西新井駅構内もきれいにしてほしい。
(西新井 40代 派遣・契約)
●西新井駅西口をどうにかしてほしい。まるでゴーストタウン。東武鉄道のやる気のなさを感じる
(西新井 50代 正社員)
●エスカレーターやエレベーターをつけて欲しい。階段に滑り止めがあると良い。雨の日にすべります。
(西新井本町 30代 正社員)
●急行がとまる駅とは思えない。駅前が死んでいる。きたない
(島根 40代 パート)
●少しの買い物でも、気軽に立ち寄れるような、そういうお店が増えてほしい
(西新井本町 30代 派遣・契約)
●西新井駅はどうなるのが?エスカレーター設置は。ホームドアも早く!!
(栗原 70代前半 年金者)
●西新井駅がゴーストタウンで夜こわい。知人がびっくりする
●トスカが閉店になり、不便・活気がない。エレベーターがせまく、使いずらい
(西新井本町 30代 アルバイト)
●もう少し駅構内キレイにしてほしい
(西新井本町 20代 正社員)
●西新井駅が汚いし、不便です。東武と協力して早急に対応してほしいです(60代 年金者)
●東口の喫煙所を無くしてください。駅前(入口前)にあるので否応なく受動喫煙とならざるを得ない。西口との行き来がしやすいとありがたい(40代 自営業)
●歩道の拡充、バスロータリー付近の信号等整備。傘をさしていると駅まで歩くスペースが狭い(興野 40代パート)

●駅が3階にあり、高齢者・障碍者、ベビーカーの使用者が、階段と小さなエレベーター一基では不十分!!弱者の人が気軽に駅を利用して出かけられるようにしてほしい
(西新井栄町 50代 パート)
●この駅だけどうして、ど田舎のようなアレなんですか?エスカがないのをみんな訴えてます。構内も狭い。北千住・竹の塚・五反野なんてかなりですよ。あれてるし犯罪多くなる
(西新井栄町 50代 契約社員)
●西口の駅付近の道が歩きにくい。ななめってるから、ベビーカーなどとおりにくい。
(栗原 20代 家事専業)
●図書館や誰でも利用できる憩いのスペース(ソファーやテーブルセットなど)、音楽を聴いたり勉強できるスペースを併設してほしいです
(西新井本町 50代 契約社員)
●廃墟にしか見えない西新井駅を早くどうにかしてください(興野 60代 家事専業)
●あまりに汚く、利用したくない。まるごと建て替えて、魅力ある街にしてほしい。
(西新井本町 20代 正社員)
●西新井駅前も建物が古くなっているので、安全を考えて新しくなるならば良いと思います
(西新井本町 30代 契約社員)
●西新井駅を早くエスカレーターをつけて下さい。準急の停まる駅ですよ。(西新井 70代 年金者)

 みなさんからいただいたご意見をまずは直接区に届けました。その後、アクションを起こし、改善に力をつくします。力を合わせて声をあげて、改善したいと思います。ぜひご協力をお願いします。


熱中症対策で緊急申し入れ

2019年08月05日 | 政策提案

 日本列島の広い範囲で猛烈な暑さが続き、熱中症で搬送される人たちが相次いでいます。厚生労働省の人口動態統計によると、昨年6月~9月の熱中症の死者は実に1518人に上ります。一般的な報道では、救急搬送された人のみを対象に総務省の数値を使いますが、在宅で亡くなられる方等も含めると、信じられないくらい多くの方が犠牲になっています。
 「熱中症」から命と身をまもるために、直ちに行う対策に絞って、緊急に申し入れました。要望項目をお知らせします。

1、 高齢者・障害者・低所得者・子育て世帯へのエアコン設置支援を直ちに行ってください。
屋内で熱中症になり死亡するケースが後を絶ちません。すでにご承知のように、荒川区では昨年から今年にかけて、子育て・高齢者・障害者世帯などに、所得制限なしで、一世帯当たり5万円のエアコン設置助成を行いました。
昨年来区に対応を求めたところ、当初は「検討しなければならない」といっていましたが、結局実施せず、エアコン設置目的では、実質借り受けが不可能な「応急小口資金(福祉部管理課)」「生活福祉資金(社会福祉協議会)」の利用をすすめています。しかし、借りられない制度をあげて、制度の改善も行わず、効果的な制度の実施を拒むのは、エアコン故障などで緊急に購入したくても購入できない弱者を死に追いやることにつながります。期間限定で、直ちに設置支援を行っていただきたい。

2、「暑さ指数31度以上」の対応について
暑さ指数は、実際の気温とは異なり、環境省の定義では「参考気温は35度以上で、外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。運動は中止する」となっており、区では全体として「暑さ指数31度以上は、原則屋外での運動は中止」としています。


(1)屋外施設について
本来公園などすべての屋外施設について、環境省が示すように、日よけ、保水性ブロック、冷却ルーバーを組み合わせた「休憩スポット」を設置すべきと考えます。しかし、緊急に対応できるものではないため、まずは
熱中症予防のために、「暑さ指数」と気温の関係の周知、とりわけ、スポーツ施設において「単に中止」とするだけでなく、十分な周知をはかっていただきたい。


(2)じゃぶじゃぶ池について


とりわけじゃぶじゃぶ池は、掲示により「気温31度以上で中止」と捉えられかねません。そのため「この猛暑の中では31度以上中止では、殆どの日が中止になってしまい、涼しい時しか利用できない」「夏の暑い時に、多くの子どもが楽しめるようにしてほしい」などの声が寄せられています。単なる「中止」表示ではなく、「暑さ指数とは」「参考気温」などをわかりやすく表示し、「室内に移動を」などの周知・注意喚起も行っていただきたい。


(3)学校施設について
「暑さ指数31℃以上」は原則運動は中止ですが、郊外活動についても子どもの命、安全優先で学校長が判断するよう指導を強めていただきたい。
以上