ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

西新井東口(栗原1丁目) 水とのたたかいの歴史

2019年01月29日 | 日記
足立区は水とのたたかい
 足立区は川に囲まれ、元々湿地(沼)も多かったので、水害とのたたかいの歴史は長いものでした。古い農家には、軒先に水害用の船(ボート)がつるしてありました。

雨が降ると水が出たギャラクシティ前の商店街
 今から約30年前も、足立区内は下水道が完備していなかったので、各地で大雨が降ると水が出る地域が多数あり、栗原一丁目(ギャラクシティ前の商店街)も同様でした。
 当時の共産党の小野議員は、雨の中長靴を履いて、商店主と共に車両の通行停止などかけずりまわったものでした。その後、1990年代後半に下水道概成100%完備となり、足立区内の殆どの地域は水が出なくなりました。

「この街のことをがんばってくれる議員はいないよ」なんて悲しい!
ーぬかが和子の決意ー

 私(ぬかが和子)が、議員不在の栗原一丁目を担当することになりと懇談したときに「この街には議員がいない。だから街のことをがんばってくれる議員がいないんだよ」といわれました。私は、そんな言葉をいわせてしまうことが悲しく「絶対にそんなこと言わせない!私ががんばる」と心に誓いました。

9年前、区長の前向き答弁を引き出し劇的変化。水の悩みのない街に
 驚いたのは大雨の時に、ギャラクシティ・環七から商店街通りに水が流れ込み、区内唯一の水害常襲道路になっていたことでした。私は、決算委員会で具体的にギャラクシティ敷地下の雨水貯留と環七からの流入抑制を具体的に提案。当初区の担当部は渋っていましたが、事態を認識した区長が前向き答弁。提案通り改善され、「水の悩み」を解決することができました。

西新井駅西口 まちづくりの歴史

2019年01月28日 | 日記
約20年前まで西新井駅西口は、日清紡東京工場の壁の街だった
 西新井駅西口は、約20年前まで駅を降りると「日清紡東京工場」の広大な敷地と壁以外はほとんどない殺風景な街でした。壁の中の主な施設は日清紡のレトロな平屋の社宅が並ぶ別の「街」がありました。

まちづくりを吉田万三区長時代にスタート
 日清紡東京工場の移転に際し、URが広大な用地を取得し「新たなまちづくり(防災都市づくり)を」の話があったのは、日本共産党区議団が少数与党だった吉田万三区長時代でした。基礎的自治体の権限はつよく、与党としてGoサインを出さなければ「都の防災都市づくり」の事業として認められません。私たちは相談をしてまちづくりをスタートさせました。

西新井さかえ公園を実現
 まず初めに、私が求めたのは公園。当時西新井栄町には、まとまった公園がなく「公園設置を」と強く求めて誕生したのが西新井さかえ公園です。用地はURの土地。をれを無償で提供していただき、公園の造成費用も「区とURで折半して負担」という、今では考えられないような区の負担の少ない形で公園が誕生。公園の構成や遊具も「コンクリートではなく地面のある公園に」など地域の要望を限りなく反映する形で誕生することができました。今は機能していませんが「せせらぎ」のスペースも地元要望でつくられました。

アンケート上位の施設をすべて実現
  私はつづいて、エリア一帯の街づくりについて「住民要望を優先して」と求め区がアンケート(パブリックコメント)を実施。その上位4位の施設(シネマコンプレックス・子育て施設・医療機関・温浴施設)のすべてを、「誘致」して実現することができました。

他党の「必要ない」を
はねのけ認可保育園実現 

 とりわけ認可保育園は自民党が「必要ない」といい、公明党も当時認可外の保育施設しか求めず、共産党(ぬかが和子)だけが認可保育園を求め、数十年ぶりに認可保育園(今のきらきら保育園)を誕生させました。

島根小北側に小学生が楽しめる公園が誕生!

2019年01月27日 | 日記
 ギャラクシティ隣の島根小北側(島根4-11)に新しい公園が誕生します!
この土地は、現在は「栗原つくし保育園(旧栗原保育園)」の仮園舎としてつかわれています。園舎の建て替え終了後に公園として造成予定です。
 島根小学校に近接しているので、学校側にアンケートなどを行い、小学生はじめみんなが楽しみながら体力づくりができる公園へと計画されました。
 23日には地域への説明と意見交換会が行われました。

【主な内容】
●コンセプト―遊具の連続するアドベンチャーワールド(小学生を対象として連続性のある遊具を配置
●どんぐりのなる木(クヌギ・アカガシ・アラカシ・ウバメガシ)を植栽し、小学校の教材園としての役割をはたす
●シンボルツリー(候補) カンカチノキ・ジャガランダ・ヒトツバタゴなど


インフルエンザ警報 足立でも大流行

2019年01月26日 | 日記
 インフルエンザが大流行、都内も警報レベルになっています。
足立区内の小中学校でも学級閉鎖が相次ぎました

A、B、C型があり流行するのは主にA型とB型で、今年はA型が大流行しています。A型は39度を超える高熱、だるさ、頭痛、全身の筋肉や関節痛など症状が激しい傾向があります。重症化すると脳症や肺炎、中耳炎を引き起こすこともあります。

医療機関に必ず受診を!
 寒気(発熱)・関節の痛みなど特徴的な症状があれば、ただちに医療機関に受診しましょう。医療機関では「高熱がありインフルエンザかも」と必ず申し出てください。そうすると流行を防ぐために、隔離され最優先で受診できることが多くあります。検査は、簡易キットを使い、鼻の穴に綿棒を入れて奥の粘膜を取り試薬で判定します。判定の精度もあがっています。 基本的には家で安静にして、水分と栄養をしっかり取ることです。解熱剤は食事が取れるようにすることが目的なので、処方されないこともあります。

抗インフルエンザ薬は効果的
 タミフルやリレンザなどは、いずれも粉を吸い込む抗インフルエンザ薬で、適切な診断・処方は効果的です。ソフルーザは、厚労省が緊急認可した新薬です。しかし、10代やぜんそくの方は、注意が必要です。

予防接種の効果は
 「予防接種したのに罹った」という方も多くいます。予防接種をしてもインフルエンザにかからないわけではありません。合併症を減らし重症化しないためのものと考えます。

マスク 感染者は有効
 手を洗い、ウイルスを流すことが大切です。せっけんでウイルスは死にませんが短時間で洗い流すことができます。
 うがいは水やお茶で。イソジンのようなうがい薬はのどが荒れますのでお勧めできません。
 感染していない人のマスクはあまり予防効果はありませんが、感染者が他の人にうつさないためには、非常に有効です。

乾燥は敵
 室内のウイルスを減らすためには換気が大事です。室内が乾燥していると感染しやすく、湿度60%くらいが適度と言われています。
 加湿器や湯沸かし、鉢植えなどが有効でしょう。
  感染を広げないためにかかった人は出席停止期間があります。学校保健安全法にもとづき、熱が出た翌日から5日、かつ熱が下がってから2日過ぎるまでは休むことになっています。

えっ!西新井さかえ公園が緊急時のガレキ置き場!?

2019年01月25日 | 日記
9割の公園を一時仮置き場に
 足立区は、災害時の廃棄物処理計画を現在策定中です。
 そこでは区内の全公園353か所中、約9割の313の公園を一時仮置き場の候補地として列挙しています。

30の公園を緊急仮置き場に
 国道4号線や環七、尾久橋通りなど大きな道路は、災害時に救助・救援のための緊急輸送道路に指定されており、ただちにガレキを除去する必要があります。その緊急のガレキをおく「緊急仮置き場」として、計画案では30の公園を「候補」として指定しています。
 その中には西新井さかえ公園も入っています。
西新井さかえ公園は広域避難場所!
 西新井さかえ公園は、発災時に「火災などの火の手から身を守る」広域避難場所になっています。近くの児童遊園など「一時避難場所」に集合して避難する場所です。ここを「緊急時のガレキ置き場」にすることが適切なのでしょうか。
 区は「広域避難場所として避難しても火の手が収まりその後は別の場所に住民は移動することになっているから、その直後にガレキ置き場にしても大丈夫」といいますが、そんな机上の空論が成り立つのでしょうか。
本当に公園しかないのか
 足立区には広大な荒川河川敷があります。高速の高架下もあります。他区に比べて産廃業者も多く、産廃置き場もあります。
 私は、そういった場所の検討、検証を十分に行うべきと強く求めました。区が実施したパブリックコメント(意見募集)にも同様の意見が出されています。
 私には、安易に区が区有地の公園を指定しているとしか思えません。
 みなさんのご意見をお寄せください。

23区で最悪!ガン検診の「一律3割負担」はやめて!

2019年01月24日 | 日記
改善求めて提案・奮闘する

女性のガン検診、2000円以上は足立だけ
 生涯で2人に1人はガンに罹患するいわれる時代。早期発見は大切な課題で、国をあげて受診率の向上にとりくんでいます。
 しかし足立区のガン検診の負担の重さと受診率の低さは23区最低です。とりわけ、乳がん・子宮がん検診の負担は重く、2000円以上かかる区は他にはありません。


ガン検診一律3割負担も足立だけ
 こんなに検診料金が高い原因は、区が「医者にかかるのも3割負担だから、ガン検診も3割負担があたりまえ」とすべてのガン検診に一律3割負担を課していることです。そのため、単価の高いガン検診は、個人の費用負担も大きくなってしまうのです。こんな区は他にありません。


日本共産党区議団、拒否されてもあきらめずに提案
 日本共産党足立区議団は「ガン検診の受診料が他区より高い!」と、毎年予算要望で拒否されてもあきらめずに提案し続けてきました。多くの区民から「ガン検診の受診料の負担を減らして!」と声が寄せられ、議会には陳情も提出されています。毎回の委員会で実現を求めて質疑をするのは日本共産党だけです。

自民・公明などが「無料化提案」も反対してつぶす
 「ガン検診の無料化」を求め、財源を示した予算修正案も提案。
昨年も提案しましたが、自民・公明の議員などが反対をしてつぶされてきました。

区民から見れば多数派
 でも、区民の願いからみれば、「ガン検診の無料化」は多数派です。足立区医師会も毎年の予算要望で重視し、区への重点要望としています。

他区並みに無料・負担軽減するお金はあります!
 足立区にお金がないのではありません!ため込んだ積立金は、昨年度末で1523億円、今年度末にはさらに上積みされる予定です。
 乳がんと大腸がんを無料(クーポン券を発行)してもかかる費用は2800万円余なのに、自民・公明などが反対して否決(予算修正案)しました。一方で、千住の30階建てのマンション建設には40憶円も税金を投入。
 お金の使い方がまちがっています。足立区議会は、国政と違って立憲民主党も与党です。唯一の野党である日本共産党区議団は、あきらめずにねばりで実現するまでがんばります。
日本共産党足立区議会議員・区議団長  ぬかが和
子 

大師前駅前の区民事務所 7月に仮移転

2019年01月11日 | 日記

大師前駅前の区民事務所の建て替えにともない、仮区民事務所の場所がきまり、昨年末に区から議会に報告がありました。


こちらに仮区民事務所がつくられます。

現在は「暫定コインパーキング」として民間に有償でお貸ししている土地です

元は「青年センター」だった区民事務所

 駅前にはもともと「青年センター」と「区民事務所」がありました。元の区民事務所は耐震性に問題があり解体、更地にし、青少年センター機能はギャラクシティに移転、その建物を区民事務所として現在使っています。
 解体後の用地については「多くの参拝客の訪れる大師前にふさわしい活用を」など声がある中で、数年間空地となっていました。私も活用について何回も質問を行いました。元の青年センター(現区民事務所)がいよいよ老朽化し、複合施設を作るための計画づくりが昨年スタートしました。

駅前複合施設は区民事務所・住区センター(児童館・老人館など)

 駅前には区民事務所だけでなく児童館・老人館などの住区センターも合築し複合施設として誕生します。
 日本共産党は①地域や利用者の望む施設計画に②現在の西新井7丁目の住区センターを廃止しないで生かすことを求めてきました。

地域の声を反映

 私は、とりわけ「地域の声を生かした計画に」と強く求め続け、区も駅頭アンケートや地域の方へのアンケートを行うようになりました。
まもなく基本的な計画(素案)が明らかになります。私は地域の願い実現へちからをつくします。

ねばり強くあきらめずに一歩ずつ要求実現―大師前駅編―

2019年01月10日 | 日記

「今の大師門前の繁栄があるのは共産党のおかげ」(当時の門前当主)

55年前の東京オリンピック時、東武大師線は廃線の危機だった
  環七は戦前に計画された路線でしたが、戦争中に凍結されました。しかし55年前の東京オリンピック開催のためのオリンピック道路として急ピッチで工事が行われることになりました。北区~鹿浜橋間は、オリンピック道路として整備、その直後、西新井大師付近の環七建設工事が行われることになりました。
 当時、大師前駅は環七の南側(今の東武ストア大師前店付近)にモダンな駅舎としてありました。しかし、この環七の工事で線路が分断されることになり、西新井駅からの距離も短いことから「廃線」の方向でした。

東武大師線、廃線の危機をのりこえて

 当時の私の先輩の共産党議員は、地域の方々と力を合わせ、体をはって「存続運動」を行いました。その結果、オリンピックの4年後に、今の位置(環七の外側)に駅を移動し、当時日本で一番営業キロの少ない鉄道駅として、存続しました。当時を知る門前当主からは「もし大師前駅がなかったら、今の大師門前の繁栄はなかった。共産党のおかげ」といわれたものでした。

今の駅舎ー最初は「エスカレーター無し、五反野駅のような駅舎」計画
 今から約30年前、鉄道の高架化にあたり、平屋の駅舎から2階に車両が入る新駅舎を建設することになりました。しかし、当初は、エレベーターはつくるものの、エスカレーター無し、。駅舎も五反野のような通常の予定でした。共産党は、当時運輸委員だった地元の共産党国会議員とともに東武本社に直接交渉。区に対しては、区議会に請願署名をだし「エスカレーターの設置、歴史的景観に見合った駅舎」を求めてきました。署名は、門前当主のご協力もいただき、請願が採択され、区が財政支援をして今の駅舎が誕生しました。

駅前に住区センター区民の望む施設実現へ
 今、駅前に住区センター・区民事務所の複合施設を計画。ぬかが和子区議の要望が実り、地域の声をいかす計画づくりをすすめています。