店の暖簾(ホールとキッチンの間仕切り)がボロになった。
近くに住む友達(オイラより少し若いお姉さん)に頼みに行く。
布を何種類か持っていったが「気に入らない、ダメ」と言われた。
作ってくれないのかと思っていたら、自分の布で作ってやると言う。
寸法だけ指定して後はお任せ(お金を取らないので何も言えないのだ)
絵画教室の先生なのでどんな暖簾が出来るか楽しみだ。
帰ろうとしたら「これ、要らんね、処分するとよ」
それは古いガソリン使用のトーチバーナーが二つだった。
真鍮製で使い込んだ道具の色気がある、カッコイイ。
「一つおくれ(頂戴)」「一つでいいと」「二つ欲しい」
ラッキー、こういうのは眺めているだけでも楽しい。
柳宗悦だったか?民芸運動でいう「用の美」だ。
形がいい、フォルムが美しい、真鍮の色がいい。
お姉さんの親父の形見だそうだが他にも形見はある、
使わないし、邪魔になるので処分するのだそうだ。
頂いて帰って貰いものの野菜をお返しに届けた。
明日、水道屋の爺ちゃんに使い方を聞きに行くとしよう。
小さい方を店に飾った、ウフフフだね。
店は暇、でも好日。
感謝ダ~ィ!