同級生

数年無職の同級生が来た（どうやって食ってるんだろう？）
「おぅ、久しぶり、元気か」
「元気やない、4年前から鬱になった」
「自分で言うくらいやから大したことないな」
「いいや、りっぱな鬱なんよ」
「バカタレ、鬱を自慢するな」
話を聞いてくれというのでお客さんが引いた後に、、
長々と聞いた、疲れた、
話がボソボソ、声が小さい、暗い、、
話しながら自分で納得しつつ溜息をついている、
背中はこれ以上曲がれないほど曲がっている。
これじゃあ、浅い呼吸しかできないから元気も出んわ。
そう思いながらただひたすら話を聞いた、
一切、口を挟まず「そうかぁ」だけ言った（笑い）
話すだけ話したら「サンキュー」と帰った。
来た時より顔色がずいぶん明るくなっている、
それに気をとられてコーヒー代を貰うのを忘れた（爆）
会話して対応してあげるより、話を聞くだけの方がいい
と、いうのを何かの本で読んだので実行したのだが、、
いやはや、喉素まででる「それは違う！」を止めるのは大変だ、
彼は自分で喋っているうちに自分で解決策を見出したようだ。
オイラにカウンセラーは向いてないとよく分かった（笑）
今度来た時は呼吸法と胸を開く運動をやらせよう～！
逆らったら殴ってやる、アハハ～！