17日京都国立博物館「皇室の名宝」展拝見。時間ごとに入れるのに、雨の中京博入口は人だらけ・・・。これでは中は混まなくても入り口対策が必要ですよ。
講堂で絵巻のレクチャー拝聴。席を半分にしているけれど、オンライン予約のためか空席もありましたが濃い内容でした。
展示は3階から
第1章 皇室につどう書画ー三の丸尚蔵館の名宝
<筆跡のもつ力 >
喪乱帖 王羲之筆(搨本)、平重盛の書状。など。
<絵と紡ぐ物語 >は予習を講堂でしたのでゆっくり拝見。
『蒙古襲来絵詞』 は前半の有名な蒙古群の場面がでていましたね。
『春日権現験記絵 』巻3、11,20。修理が終わっているので美しい。
(宮内庁のHPから
高階隆兼 20巻 鎌倉時代、延慶2年(1309)頃 絹本着色 40.0~41.5×635.0~1208.5 藤原氏一門の西園寺公衡が,一門のこれまでの繁栄に感謝し,またさらなる繁栄を祈願して制作を企て,詞書を前関白鷹司基忠父子四人,絵を宮廷絵所預の高階隆兼が担当したという制作事情が,付属の目録より明らかである。本格的な大和絵技法による精緻な描写は卓抜しており,当時の風俗を知る史料として,また痛みやすい絹地の絵巻が完全な姿で,700年もの長年月を経て現存しているという貴重性も加わり,わが国屈指の文化遺産と言って過言ではない。本来,春日大社に秘蔵されていたが,江戸後期に流出し,その後勧修寺経逸が収集し,鷹司家を経て,明治8年(1875)と同11年の2度にわけて,皇室に献上された。 |
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2階に降りて岩佐又兵衛の『小栗判官絵巻』巻2、5上。光琳の『西行物語絵巻』巻1。
以下次回に。
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