けけのモフモフ三昧

猫飼い主婦けけとモフ猫の、のんびり田舎暮らし
…のはずが、主婦業そっちのけで、カウンターフォーク車で爆走中(でした)♪

ライン上の最小公倍数

2014-09-17 22:00:47 | 仕事

ライン作業って、スピードが速くても遅くても大変なんだよー。(銘柄によって速さが違うので)

速いと品物を入れ損なうし、あ~んまり遅いとひとつの箱につい

ふたつ入れちゃったり・・・

 

そこで詰め合わせた品物が抜けていないか、多く入っていないか確かめるために

”キリあわせ”を行います。

たとえば油がAとB2本、調味料がCとD2箱入っているギフト商品の場合、

油同士、調味料同士でキリあわせをします。

 

油は1箱に30本入っているので、Aの油を入れる人は1箱目が終わりましたよー

という印に最後の30本目の油を立てて流します。

Bの油を入れる人はAの30本目と自分で入れたBの30本目が

一致したら(同じ箱に入ったら)Aの油を倒して流します。

同様に、1箱50個入りの調味料はCの50個目とD の50個目が一致したらOK。

ーというのがキリあわせです。

わっかるかなー。まぁ、いろいろ確認しながらやっているんですよ。

 

ーが、箱の入り数が異なる品物でキリあわせをする場合はややこしい。

20本入りの出汁と12本入りの醤油、さらに30本入りの油の場合、

さあどうなるでしょう。

出汁が20本ごとに立って流れて来ます。12本入りの醤油は、どこでキリがあうでしょうか。

20と12の最小公倍数は60だから、出汁3箱目と醤油5箱目であいますね。

あってるよね?さらに油は30本入りだから、油は2箱目でキリがあいます。あってるよね?

 

ーていうのを先日やって、何が何だかわからないうちに最後で出汁が1本余り、

醤油が1本足らなくなってしまったのだった。

どこかで出汁を入れ忘れた箱に醤油を2本入れちゃったんだな。

その後はキリがあわなかったはずなのに、誰も気づかなかったんだよー。

 

ーで、梱包した段ボールを開けて、ギフト箱一個一個開けての確認作業。

醤油が2本入った箱を見つけ出して、一件落着、ちゃんちゃん。

キリあわせをちゃんとしていたら、こんな無駄な時間費やさなくてもよかったのにね。

 

コメント
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