「チャー 外にいる 入った」
これは朝、出掛けの置手紙。
モフ猫は朝、
私が出勤で着替える時は、大体いつも一緒に2階に上がって来るが、
今朝は来なかった。
時々、
茶の間の出窓で外を見ているから、下(1階)にいるのかな。
出掛けに部屋中見回したが、見当たらない。
あー、もう時間だ。行かなくちゃ・・・と、勝手口から出ようと思ったら、
なんと!
ドアが少し開いている・・・
げ~!外だ!!
(猫トイレ掃除した時、ちゃんと閉めていなかった?)
え~、捜してる時間ないよ。
しゃーない、伝言書いとくか・・・(父はまだ寝ているから。)
「チャー 外にいる」
勝手口から出て、庭を横切り車庫に向かう途中、チリチリと鈴の音がした。
あ、いる!
母屋の隣にある温室の犬走りに尻尾垂れて、
いる!
植木場をはさんでいるから、こっち見えてないな。
あいつ、ビビりだから後ろから追い立てたら家に逃げ帰るかも。
そ~っと戻って勝手口のドアを開け、
再び庭に戻ってモフ猫の後ろから追っ駆けてみた。
案の定、
尻尾垂れたまま、すすり足で家の中に逃げ込んだ。
よっしゃあ、捕獲!
ーあぁ、もう遅刻しちゃうよー!伝言書き直さなくちゃ。
それが冒頭の置手紙。
帰宅後、
家人にあの書置きはなんだ?と言われたけれど、考えたら書き直すまでもなく
破棄しちゃえばよかったんだな。(^_^;)