◆本日の遭遇◆
~渡ってはイケない川~
※ 画像お借りしてます。
先日のナイトウォーキングは、ちょっとスリリングだった。
行き当たりばったりのコースだから、多少迷う事もある。
でも、近所だし、生活圏内だし、大人だし、迷子って事はないだろうと
ズンズン進んでしまったのが、間違いだったかも・・・( ̄▽ ̄;)
川沿いの土手は、絶好のウォーキングコースだ。
車両は乗り入れ禁止だし、道路も整備されている。
ーが、人通りの少ない土手は、つーか、土手ってフツー人通り多いか?
まぁ、今の時期、草が生い茂ってケモノ道っぽかったけれど・・・
セブンのアイスコーヒーを片手に、県境の川の土手を歩いた。
公道の橋が何本も架かっているので、目的の橋まで歩いて、一般道に降りればいいね、と
初めての道をズンズンズンズン・・・
昼間なら何てことない道なんだろうけれど、夜の川沿いは怖いぞ~。
真っ暗なケモノ道を懐中電灯の明かりを頼りに、黙々と歩く。
しばらく歩くと、(目的の)橋が見えて来た。
あれっ、結構近かったね、ーと思ったが、
「ねぇ、ちょっと暗くない?県道だもん、もう少し明るいよね・・・」
近づいてみると、知らない橋。(※1)
「え~、こんな所にこんな橋あった?」
「ここどこ?この道どこに行ってるのかな・・・」
「・・・取り敢えず、川沿いに行けば、迷う事ないよ。」
さらに、川沿いを進むと、また橋が出現した。
またしても知らない橋だ。
「ちょっと渡ってみる?」
「えーっ!そっち(県外)行くの?」
「ほら、あっちに黄色い看板見えない?国道だよね?」
川の隣県側には、少し離れたところに国道が走っていて、明るく見える。
黄色い看板は、「山田うどん」か「マクドナルド」か。
目的の橋は、マックの近くだ。
取り敢えず、橋を渡って、隣県へ。しばらく歩くと、黄色い看板は
「山田うどん」と判明した。
「どうする?国道まで行ってみる?」
「いや、戻ろう。国道に出られるのわかったし。(※2)
それより、この道、反対側(北に)行ったら、公道に出るんじゃない?」
「え~、真っ暗なのに、こんな集落に入って方向わからなくなるよ。(※3)」
「そうか~、じゃあ、土手を行くか。」
そして、また土手を歩くことにした。
しばらく歩くと川の反対側、隣県の国道にマックの看板が、見えたーっ!
よっしゃあ!歩くぞーっ!
ところがところが、話はコレで終わらなかった。
目的の橋を手前に何と川が分岐っ?
隣県側の土手は目的の橋まで続いているのに、こちら側の土手は、
大きく弧を描いて、なんと来た方向に戻ってるーっ?!
「えーっ!この道どこまで行くの?まさか来た道まで戻るの?」
「ちょっと~、このまま、変な世界へ行っちゃうんじゃない?
この川、三途の川だったりして・・・」
「い~や~っ!」「い~や~っ!」(((゜Д゜;)))
位置情報を調べようにも、二人ともガラケーなのだ。
どこにも逃げようがない土手の一本道を、もう行くしかない。
延々と続くような一本道をひたすら歩くと、前方に大きな建物が照らし出されている。
「あああ~、あそこに見えるのは、小学校じゃない?やったぁ!」(夜の校舎はちょっと不気味)
「ダメだよ。川渡れないじゃん。」(小学校は川の向こう側)
「来た道(行きに渡った橋)まで戻れば渡れるよ。」
「ひゃ~、随分遠回りしちゃったぁ・・・」
「帰れるぅ~。」「帰れるぅ~。」(;´Д`)=з
はい!小学校から家までさらに2キロ弱。
見慣れた道をルンタッタ♪帰りました。
※ 後日談
実は、あとで地図を見たら、新たな事実が判明。
県境は入り組んでいて、私達はずっと県内を歩いていたつもりが、
途中から県外に出ていたのだ。だから知らない橋(※1)が出て来たのだ。
さらに国道に出られると思っていた道(※2)は、曲がりくねっていて国道に出られず、
さらにさらに集落(※3)に入り込んだら、道はなくなり、
北へ向かっても分岐した川で行き止まり、橋がなくて渡れなかったのだ。
行っていたら、完全に迷子だった。行かなくてよかった。(;´∀`) =з