ジムニーJA11,ATシフトスイッチ修理

本日愛知方面は晴れ




先日、ジムニーのプロペラシャフトブーツを交換していた時に発生した

AT関連の不具合を点検

シフトレバーをPレンジにした時バックブザーが鳴りバックランプも点灯したり、

Pレンジでスターターモーターが回らない（エンジンがかからない）時がある

シフトレバーをガチャガチャ動かすとうまくできる時もある、

ブレーキを踏んだ時に働くシフトロックのソレノイドも動かない、

サービスマニュアルは持ってないのでパーツカタログを見ていたら、シフトレバーのシャフトに

機械的に連結されているシフトスイッチアッシと言うのがあるのが分かった、

下に潜り込んでこのスイッチを何とか取り外して、



分解してみたら小さなスイッチの破片が出てきた、



スイッチの可動バーに２か所コンタクト面がありスプリングで押されたブレードがほぼ破損しているのが分かった



これに間違いなさそうだと、掃除をしてスイッチングをテスターで確認できた、

自動車屋さんにパーツを取ってもらおうとしたが現在この部品は供給されてないとのこと

ジェジェで～す

仕方ないのでこのスプリングで押されている小さなコンタクトバーを作ってみました

適当な銅板がなかったのでコンセントのプラグをヤスリで加工した

下側が作ったもの


プラスチックの可動バーに取り付けて動かしてみるとまあまあ動く



組み立て方は；シフトレバーをPレンジにして、エンジンスタート位置にスイッチを動かして

取り付ければ良い

シフトスイッチアッシの取り付けはボルト一本だが取付穴が長穴になっており

コンタクトタイミングを調整できるようになっている。

組付けてテストしたらエンジンスタートもバックブザーも走行も問題なさそうだ。

一応正常に動くようになったが、スイッチのコンタクトブレードの幅が狭いと思われる

（正規品を見てないので想像ですが）ので接触面が少ないためスイッチングがシビアになるかも？

このジムニーシリーズはエンジンスターター不具合が多いらしく回路に後からリレーを取り付ける改造

を行っている車の記事をよく見るが、エンジンスタートの不具合はこのシフトスイッチ不具合も

関係している可能性もありそうだ、

スターターリレーを動かすリレーを取り付ければ多少接触が悪くても動くようになるのかな？

ちなみにこの車種はエンジンキーからPレンジまたはNレンジでスタート回路がつながるようになって

いるようだ。

相変わらずジムニーで遊ばせてもらっています。