引き続き、芦屋歴史民俗博物館。
農具のいろいろ
ジョレンでジョン レノンみたい。
山鹿貝塚から出てきたものを見たいが、見当たらない。
そうか2階がメインなんですね。
ありました!
山鹿貝塚の人は左右の腕に19個の貝輪をはめ、サメの歯の耳飾りをつけ、ネックレスもしている。
人体にこれだけたくさんの装飾品をつけて発掘される事は全国的に見ても大変珍しいと書いてある。
なぜ真ん中の小さな子供について触れてないのだろうか。
山鹿貝塚人骨出土地点模型
この貝塚にて埋葬された人骨18体発見しているようだが、その様子がもっとわかればいいのにと思った。
状態があまり良くない状況で出土したのかな。
山鹿貝塚出土土器
シンプルボーダー柄土器
うっすらと、漫画のカケアミのような模様がみえる。
うっすらと、漫画のカケアミのような模様がみえる。
小学生の時、よく練習したよ、カケアミw
弥生土器(遠賀川式土器)
弥生土器(遠賀川式土器)
須恵器
ろくろの使用&高温焼きで一気にシャープな器となる。
古墳時代
さらに奈良時代、平安時代とつづき
鎌倉時代の鬼瓦。
室町時代の芦屋釜
釜なら芦屋、と評判だったそうな。
お湯を沸かせればいいじゃない、とならない人間のセンスって不思議だけど
縄文時代からそのセンスがあったことが今はわかる。
その時代の
金谷遺跡から発掘されたこしき炉
400年前に途絶えた芦屋鋳物のロマンなり。
大量に輸入され使用された宋銭
展示のしかたがイケてますよね。
伊万里焼
全国に足を運ぶ旅行商人(たびゆきしょうにん)は未踏の地なし、と豪語するだけあって遠くは蝦夷、松北海道)まで行き、商いをしていたそうな。
当時の伊万里焼(佐賀県)の3分の1を扱うくらいというから、日本の商社の原型かもしれない。
丸い瓦なんてあるんだ
お酒の瓶がでっかい
はっさくの行事の展示はカラフルで賑やか。
「芦屋津より船出する山鹿秀遠の船団」のジオラマは圧巻である
民が普段通りに生活している様子がまたおかしい。
明治時代から遠賀(おんが)地方の文化センターであった大国座
収容人数1000人を超えた劇場だったらしい。
んー、ここの資料館は専属ジオラマ職人がいるのでわ?
当時の賑わいをうかがい知る。
芦屋と漁業
江戸時代から魚市場があり、博多、小倉とともに三魚市場ともてはやされていた。
この箪笥かっこいい。
縄文時代からずっと人々が生活していた芦屋。
商業、交通の要地であったため、繁栄したのだろう。
しかし、だんだんと芦屋の街人口が減り、鉄道もなくなり・・・いまさら縄文の狩猟生活に戻すわけにもいかない。
なんというか日本の地方都市の縮図のように感じてしまう。