ある女性整体師の日記

おかげさまで22周年!吉祥寺の「バキバキしない」まじめな整体院 きむらカイロプラクティック・吉祥寺

茨城県 旧石器 縄文 弥生 古墳時代の旅

2023年05月30日 | 旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅
今年は北の方位が夫婦共に良いということで、ふるさと納税で申し込んだ茨城県大子町(だいごまち)へ行きました。
 
茨城県出身のお客さん2人からは「なぜ?何もないよ?」的なコメントをもらいつつ、茨城県ならでは!も聞いておきました。
生産日本一のメロン!
奥久慈しゃも、お茶、鮎の塩焼き、こんにゃく。
いやぁ、中年の酒飲みにはじゅうぶんでしょう。
 
自宅を12:30出発、
14:30モビリティリゾートもてぎに到着。
 
ダンナがホンダコレクションホールへ寄りたいとリクエストなので。
 
 
え、まさかの栃木県。
向かう途中でモビリティリゾートもてぎは栃木県では?と気づくボケた夫婦。さすがね、中年w
 
駐車場代も入れると4,000円以上費やすが、
行ける時に行きたいと思ったところへ行くのがいいよ、
とすでにセカンドライフのような私たち。
 
どの車見ても
今売れば絶対売れるのに
とつぶやいている。
 
17時、道の駅奥久慈だいごに到着。
 
 
植物の匂いと温泉の匂いが入り混じっていて、ここで初めて旅行に来たー!感が湧いてくる。
きぬさやが1パック120円、これは安い。
が、何も買わずう道の駅を出て、少し行くと今回のお宿、
大子温泉やみぞホテルに到着。
 


 
 
お部屋は洋室ツイン。
氷が入った冷水がポットにある。こういうの助かります。
 
お夕飯












 
日本酒の種類も多い中から選べる!
 
 
うまかっぺ 
のぉんとあとひく香り。
穂内郷 
それに比べるとさっと駆け抜ける香りでも余韻が残る。
霊水八溝 
キレがいい。潔し。高級感あり。
家久長
飲みやすさココイチかも。
久慈の山
辛口好きならたまらない。
 
大浴場はわたしだけ空間。
シャワーヘッドが今どきで、
角度を変えられるのがgoodでした。
 
次の日。
7時に朝ごはんをいただいて食堂を出る際、人懐っこいおばさんが、
この後は温泉にいかれるのですか
と聞いてきたので温泉は、えと、えぇと…行きませんと答えた。
ごめんなさい、温泉にさして興味がなくて。
でも袋田の滝日本三水瀑は行きますよ!
 
 
水郡線。
 
 

1時間に1本あるかないか。
朝なのに…。
2両編成で色も黄色水色でとても可愛い。
 
さて
雨予報だったのに、まさかの晴れ。
気持ちの良い新緑に包まれながら、
袋田の滝へ向かう。
 

 
袋田の滝周辺の環境は、今から1500万年前に海へと変わり、海底で火山が噴火しました。
この海底火山の一部が陸上に隆起してできたのが袋田の滝、とのこと。
 
 
おわわー!
 
 
予想以上に迫力がありました。
こんな幅が広い滝に出会ったのは初めてです。


このあと
こんにゃく関所に寄って、
 


試食したものを全て買ってしまう。



 
道の駅常陸大宮かわプラザ、
野菜大量買い。
卵(奥久慈卵)もね。
 
地元の人らしきお客さんは
こぞってパンをたくさん買っている。
周りは田んぼだらけなので
不思議な感じw
美味しいのかな。
買えば良かったかしら…。
 
ここから太古の世界へ!
12:00茨城県埋蔵文化財センター到着。
 

 
小学校跡を利用した施設。
青森の小牧野遺跡のところみたい。
 
スタッフのおじさんが校内を案内してくれました。
 



 
 
ここが小学校だったころは、中で小学生が遊んでいたんだって。
そりゃ入って遊びたくなるよねぇ。
 
 
顔のような絵が描いて(彫って?)ある。

 
 
触りたくなるような立体感の貝塚のはぎとり断面。
むきだしw
 
茨城県石岡市は
以前ふるさと納税で日本酒をもらったので、
なんとなく親近感がある。


 
何に使ったかわからないもの。
顔のようにみえる。
 
 
どこかで土器のミニチュアをみたな。
どこだったか。
 
そのときも思ったけど、
こどものおもちゃ用に作った土器があっても不思議じゃない。
 
 
展示のところにQRコードがあって
読み込むと上から見た写真をみることができる。
親切だやー。

 
注ぎ口がついている土器は
注いでいるところを想像して楽しい。



 






 
 
小さな釣り針。
こんな精巧なものを削って作ったの?

 
強度はどうなんだろう。
実際使えたのかなぁ、
と旦那が呟く。
感心で終わらないこの人の眉唾精神に
時折リスペクトしたり、面倒くさくなったりw



 
こうやって
教室を利用して展示している。







 
 
 
耳飾りをしている土偶。

 
耳飾り。
 

 
日本でも若い人が耳にしているのを見かけるが、これはけっこう大きいよ。
いや、どこかの民族の女性が下唇にはめているのは土器のお皿だったはず。
ボディピアスの歴史はかなり古いのだな。
 
 
逆さで出てきた土器。

 
逆さまにして乾かしていることを忘れたのか?
なんてね。









 
12:50城里町遺跡ぴあ 出発 
 

 
とにかく田んぼがたくさん。
ちょうど緑が美しい時期。
 
14:00上高津貝塚ふるさと歴史の広場到着。
 


 
 


 


 
昔は海だった霞ヶ浦。
だから貝塚がたくさん残っている。





 
ガンやカモ、タヌキも食べていたのか。

体長1mのマダイとなりゃ、食べ応えもある!

こんな小さな骨もみつかっている。






 
骨髄も食べていたとは。
骨髄を使う料理は海外で聞くが、
この頃はどんな風にして食べていたのかしら?
焼いてこそげ取る?
出してから煮る?
脂もあって美味だったかもしれない。

 
底に敷物のあとがついた土器。

 
土器を焼く前に置いたのか?







髪の毛が出てくるなんてことあるの!?



こういうのが好きなんです。
うちに飾ってゆっくり見たいくらい。


 
 
ハマグリなどの二枚貝は、貝がらの中に一日に一本の割合で成長線ができるので、貝が収穫された季節を推定できるそうです。
 
上高津員塚から出士したハマグリの多くは春の終わりから夏の初めにかけて採られていたと。
 
黒曜石は筑波山などの近隣の山では見つけることができず、土浦市内の縄文時代の遺跡で発見される黒曜石は、長野県の和田峠や伊豆諸島の神津島、栃木県の高原山などで産出したもの。 
他の地域に住んでいる人との交流がわかるね。
 
 
縄文時代の終わりの頃の霞ヶ浦の南周辺は日本で初めて塩作りの行われた地であると考えられています。
海水を何度も継ぎ足して煮詰めていく。
体験してみたいなぁ。
他の地域でここの塩がついた土器が見つかっているらしいけど、
重い土器に重い塩を入れて運ぶのはさぞ大変だったに違いない。
頭に乗せたのか、手押し車とかこしらえたのか…?
 
旧石器時代は、というと
寒い時代で、人々はテントなどの住居に住み、食料を追い求めて移動生活を送っていたと考えられています。
ナウマンゾウやマンモス、オオツノジカ、ヘラジカ、パイソンなどを捕獲していたらしい。
 
土清市の花室川流域ではナウマンゾウやパイソン、ニホンアシカなどの化石が見つかっています。
 
土浦を含む北関東地域は、約45,000年前のローム層から発見された石器群が最古のももので、
土浦で旧石器時代人の活動が見られ始めるのは、約3万年前、
市内の旧石器時代の袋き火跡や石を作った跡が見つかっています。
 
金属器は弥生時代の特徴だが、関東以北ではあまり普及しませんでした。茨城県内でも発見例は極めて少ないのですが、土浦では瀬戸ノ谷治るよ鉄剣が発見されています。現代において一般的な仮装は奈良時代始まりました。土浦市はレンコンの生産が日本ー!
 
レンコンを作るための田(ハス田)は、現在の手野町、田村町、沖宿町に広がる湖岸低地にあります。
氷河期が終わると、地球温暖化に伴って海水面が上昇し、台地に打ち寄せるまで海が内に入り込みました。
これが約7,000年前に起こった縄文海進です。
縄文海進のとき、台地に打ち寄せる波が台地を削り、削られた土砂が波打ち際にたまって、現在の低地ができました。
この低地は水田として利用されていましたが、昭和54
(1979)年に始まった米の生産調整に伴って
レンコン親培が
奨励され、一大産地となりました。
JA 土浦れんこんセンターや■ケ浦環携料学センターからは、湖畔のハス田を一望できます。
とくに、ハスの花が咲く7月中旬から8月上旬は絶景です。花室川は、10〜8 万年前の古見怒川の河口付近に形成されていた鳥趾状三角州が、陸化していく過程でできた自然の排水路の名残と考えられています。
また、中流域から霞ヶ浦の湖底にかけて分布する床業層からは、氷河期にこの地に生息していたナウマンゾウやバインンなど大型哺乳類の化石が発見されています。
 
市内には3万6千年ほど前から人が住んでいたことが分かっており、氷河期の花室川周辺では、旧石器時代の狩人たちが闊歩していたのかもしれません。
 
車内では米米CLUBを聞いていた。
こーめーうぉー!
こめこめの石井竜也氏は北茨城市出身。
 
15時霞ヶ浦総合公園到着。
 
 
 




 
生まれて、はじめての霞ヶ浦にご対面。。波打ち際がぱちゃぱちゃと音をたてる。
当たり前だけど、潮の匂いはしない。
10分ほど眺めて
15:10出発

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鹿児島県&奄美大島 縄文の旅... | トップ | 千葉県 考古学の旅1 千葉県... »
最新の画像もっと見る

旧石器・縄文・弥生・古墳時代の旅」カテゴリの最新記事