荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ごきげんようの巻。

2015年11月22日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




小堺一機司会の長寿番組【ライオンのごきげんよう】が終了するとか。

前身番組【ライオンのいただきます】から数えると、なんと31年だそうです。

昔は【笑っていいとも!】の流れで観たものでした。

しかしながら、小堺一機独特のウザさが鼻に付く様になり、近年は全く観る事は無かったです。

ゲストも小堺一機好みのクセの無いヒトが多く、毒にもクスリにもならないトークに飽き飽きしてました。

元々、小堺一機ってそれなりに【毒】の有るコメディアンだと思うんです。

一方で、【良いヒト】キャラも維持しなければならないので、結構方向性がブレていたと感じています。

時代性を考えたら、欽ちゃん仕込みのイイコちゃんのお笑いは、もう流行らないですよね。

【いいとも!】に出演していた明石家さんまが、そのままスタジオアルタに残り、ノーギャラで【いただきます】に出演、小堺一機とトークを繰り広げたのは、ホントに楽しかった。



それにしても、最近のフジテレビジョンはやる事なす事、裏目に出てますな。

今回の【ごきげんよう】終了に伴い、続いて放映されている昼の帯ドラマも終了するとの事。

それだけの大改変を決行してまで、果たして【ヒルナンデス】を追撃出来るのか。

そもそも【ヒルナンデス】が、なぜそれ程観られているのか、さっぱり分かりませんが。

だってナンちゃんって恐ろしく面白く無いじゃないですか。

関ジャニもつまら無いし、久本雅美は存在自体が邪魔。

有吉弘行なんかは、距離置いてる感がバンバン出てますよね。

実に彼らしい。



小堺一機…、1本しか無いレギュラー番組が終了か…。

ま、さんざん稼いだ事でしょう。

後進に道を譲るのは先人のつとめでも有りますからな。

『定年の必要は実際のところ、年老いたということではない。おもな理由は、若者たちに道をあけなければならないということにある』ピーター・ファーディナンド・ドラッカー(オーストリアの経営学者・1909~2005)