『世界中の優れた小説や戯曲を読むべきだ。それらがなぜ「名作」と呼ばれるのか、 考えてみる必要がある』黒澤明(ニッポンの映画監督・1910~1998)

過去の記事。
映画の巻。
映画の巻、ふたたび。
映画の巻、みたび。
映画の巻、よたび。
若い頃は、そりゃ映画が好きだったものです
学生時代は【一日1本】というノルマを自身に課し、映画ノートまで付けておりました

ところが社会人になりますと、時間が無くなりますし、休日に能動的に活動するのもめんどいので、急速に観なくなる、という事態に
それが1990年代中盤。
そう。ちょうど映画にCGが多用され始めた頃でした。
CGの多用は【映画づくり】を安易にしたのか、それに伴い、作品の質も下がった様な気がします。
とは言え、良質な映画・面白い映画はいつの時代でも産まれるもの。
以前『マイ・フェイバリット・ムービーズ日本編【珠玉の10本】』をノミネートしました。
今回は、その海外編のノミネートをしたいと思います
【ペーパー・ムーン】(1974)主演:ライアン・オニール 監督:ピーター・ボグダノヴィッチ
【タクシードライバー】(1976)主演:ロバート・デ・ニーロ 監督:マーティン・スコセッシ
【アンタッチャブル】(1987)主演:ケヴィン・コスナー 監督:ブライアン・デ・パルマ
【男たちの挽歌】(1987)主演:ティ・ロン 監督:ジョン・ウー
【マネキン】(1988)主演:アンドリュー・マッカーシー 監督:マイケル・ゴットリーブ
【ビッグ】(1988)主演:トム・ハンクス 監督:ペニー・マーシャル
【ミッドナイト・ラン】(1988)主演:ロバート・デ・ニーロ 監督:マーティン・ブレスト
【ダイ・ハード】(1989) 主演:ブルース・ウィルス 監督:ジョン・マクティアナン
【ニュー・シネマ・パラダイス】(1989)主演:フィリップ・ノワレ 監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
【バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2】(1989)主演:マイケル・J・フォックス 監督:ロバート・ゼメキス
【ブラック・レイン】(1989)主演:マイケル・ダグラス 監督:リドリー・スコット
【ショーシャンクの空に】(1995)主演:ティム・ロビンス 監督:フランク・ダラボン
【レオン】(1995)主演:ジャン・レノ 監督:リュック・ベッソン
【キル・ビル】(2003)主演:ユマ・サーマン 監督:クエンティン・タランティーノ
【猟奇的な彼女】(2003)主演:チョン・ジヒョン 監督:クァク・ジェヨン
【アジョシ】(2011)主演:ウォンビン 監督:イ・ジョンボム
【バービー】(2011)主演:キム・セロン 監督:イ・サンウ
というタイトルとなりました。
今のトコ、作品数は17本。
う~ん、10本に絞るのは結構難しいな
さて日本編もそうでしたが、1980年代の作品がもっとも多い。
上述の如く学生時代

青春時代でしたからね。
一方で近年は韓国映画の良作ノミネートが見受けられます。
現在の韓国映画のクオリティは、ニッポンのそれを軽々と超えていると冗談抜きで感じます。
2000年前後よりシネコンがバカスカ出来たせいで、ニッポンに映画が足りなくなりました。
それまでハリウッド映画に寄りかかってりゃ良かった状況が一変。
日本映画が大量に産まれたのは、そんなトコが理由かと思います。
量の増加がクオリティの向上につながりゃ良いのですが…。
世の中何でもそうですが、そうそう上手くは行かないものであります
『最も危険なのは、質より量へ逃避すること』シモーヌ・ヴェイユ(フランスの哲学者・1909~1943)