The Notebook Of Things I Don’t Know About

日々遭遇した出来事について、あれこれ考え、想像してみる。
ユーモアを添えて...。

「大衆というバケモノ」が野に放たれた 「日本人の精神と資本主義の倫理」 茂木健一郎・波頭亮著

2008年08月24日 16時46分45秒 | 
 色々な芸術や科学に対する敷居が、僕の子供の頃に比べて低くなっている気がする。その理由の一つに、マスメディアが購読数や視聴率を増やそうとするばかりに、芸術や科学、そのものが持つ、〝ある種、人を寄せつけない〟雰囲気を壊してしまっているからだ。  理系に進む学生がどんどん少なくなっているのも、このあたりに問題があるのかも...。ハイカルチャー、ハイサイエンスに対する敬意や理解が今の日本の社会は明らかに少なくなった気がしてならない。それと同時に、経済活動に対するビジョンやフィロソフィーは、もはや、口に出すことも憚れるようになってしまった感がある。 . . . 本文を読む

人間は言葉の奴隷

2008年08月24日 15時55分51秒 | 
「言葉」というのは非常に厄介で、今の例は自由連想だったけれども、私たちが普通に考えたり、物事を想像したり判断したりすることは、多くの場合、言葉に依存している。チョムスキー曰く、「言語を知れば、その国や社会の構造体系を知ることができる」なんてことまで言った。そのくらい人間は言葉の奴隷なんだ。(進化しすぎた脳 池谷祐二著) . . . 本文を読む