The Notebook Of Things I Don’t Know About

日々遭遇した出来事について、あれこれ考え、想像してみる。
ユーモアを添えて...。

Paul Kennedyの〝地球を読む(読売新聞)〟

2010年07月04日 16時29分51秒 | その他

歴史家ポール・ケネディーは読売新聞への寄稿の中で、カール・マルクスのこの言葉を引用し、〝どんなに強力な人々も、時間と空間によって、地理と歴史によって、制約を受けるということを思い出させてくれる。〟と示した。

そして、〝我々は、政治家の個性にこだわり過ぎる。この病気から決別すべきである。〟と述べている。

〝キャラ〟という言葉が最近良く使われる。僕もそうだがその場その場で〝キャラ〟を使い分けることもしばしば。当たり前だけれど、いろんな場面場面で使い分けている。本当は使い分ける必要なんか無いのかも知れないし、そうありたいと思う。

選挙になるとどうしても〝キャラ〟がたつ人に注目が集まる。自らの〝キャラ〟をうまく演技し、選挙活動に対し利用する。

選挙活動中のそれぞれ立候補者の多くの〝キャラ〟自分の信念に燃え、理想に燃えている政治家なのに、選挙が終わると、そんな〝キャラ〟は跡形も無い。〝キャラ〟を使い分けるのは誰しも同じだろうから、〝キャラ〟を使い分けるのことで政治家を責めるのは正しくない。

問題は選挙が終わった後の、〝キャラ〟が誠実であるかどうかだと思う。



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