公明党の遠山清彦衆議院議員が議員辞職願を提出した。遠山さんは、緊急事態宣言下の深夜に銀座のクラブを訪れていたのに加え、自らが代表を務める資金管理団体がキャバクラやスナックでの飲食代11万円を支出していたことが明らかになっていた。
公明党には支持者から「もう応援できない」など批判の声が多く寄せられていたという。
このニュースを朝、速報で聞いて思ったのは…遠山さんのやってることはどーしようもないけど、辞職するという判断は「賢明」だなと。
そもそも国会議員は、国民の「願い」を「政策」にし、「実行」していくことが仕事。その期待に応えられないのであれば辞めるのは当然のことだ。今回は恐らく公明党の支持母体「創価学会」からも相当突き上げがあったのではないかなと思う。
国会議員にしても地方議員にしても議員とは「特権階級」ではない。私たちの願いを国会(議会)で代弁するための「代表」に過ぎない。議員が間違ったこと(政策的にも)をすれば、それを引きずり下ろすのは私たちの役目だ。
遠山さんの場合は、「辞めたほうがいい」という声が、本人にも党にも届いたのだろう。選挙のことなど、いろいろな打算はあるのかもだけど、それでも支持者の「声」が遠山さんと党を動かした結果だと思う。
議員は特権階級ではない。選挙で当選すると、図に乗る人はたくさんいる。しかしそういった議員を「育てる」のも私たちの役目だ。議員が間違った方向へいけばそれを正していく。「願い」を実現していくために頑張っている議員は「一緒に行動する」「応援」していく。そういったことがいま私たち「国民」に一番求められていることなのだろうと思う。
選挙にいったら終わりではない、そこからがはじまりなのだ。
そこをきちんと肝に銘じないといけない。自分自身も。
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