higher ground

甘いものと政治の話

使い道がわからない税金っておかしくね?

2021-01-29 17:04:28 | 日記

昨日の国会で官房機密費が取り上げられた。官房機密費とは「内閣官房の行う事務を円滑かつ効果的に遂行するために、当面の任務と状況に応じて機動的に使用する経費」のことを言うらしい。官房機密費は支出先や目的を明かす必要のないお金で、まさに闇金…。

菅さん(現総理)が官房長官に在任したのは2822日。そのなかで支出した官房機密費はナント86億8000万円。一日平均にすると307万円ものお金を使っていたという…。

しかも菅さんが総裁選への出馬を表明した9月2日の前日に9020万円を「政策推進費」に振り分けている。政策推進費は官房機密費の中でも官房長官の判断ひとつで使え、官房長官のみしかその使途がわからないというまさに「究極の闇金」だ。このお金、総裁選で使われたのではないか?という大きな疑惑が浮上している。

安倍政権時代、いわゆる安倍応援団として支えてきたマスコミやジャーナリストにこの官房機密費が使われてきたのではないか?という疑惑さえあるこの「官房機密費」=「闇金」。

何よりも、汗水たらして働いて収めている税金が、何に使われているかわからないなんて、そもそもおかしいでしょ。

こんなんやめたほうがいいね。税金は1円足りとも無駄に使ってもらっては困る!!!

 

 


定額給付金は必要?不必要?

2021-01-28 17:24:16 | 日記

「また10万円配ってくれないかなー」仕事仲間のお言葉…

前回の緊急事態宣言時に行われたような一律10万円給付金について、菅さん(総理)も麻生さん(財務相)も「するつもりはない」と否定的な考えを示している。

政党レベルでみてみても、定額給付金について強く打ち出しているところはないように感じる。前回のように国民一人当たり10万円の給付となると、総額10兆円以上の予算が必要になる。麻生さんは「国債を発行して予算をつくるんだから、後世への借金になるんだよ。それでもいいのか?」と脅し気味に言っている。…が、まあ、確かにそれもそうなのだよ。

ただひとつ言えるのは、今、多くの国民がコロナの影響を受けているということ。自粛と時短営業で、飲食店はたいへんな状況が続いているが、影響を受けているのは飲食店だけではない。そのお店に卸す仲卸や、大元の生産者も、商品を運ぶ物流も大打撃を受けている。もちろんそこで働いている人たちも休職や解雇など迫られている例もある。

ボク自身も病院清掃の仕事は、感染リスクはあっても、仕事自体はなくならないだろうと思っていた。しかし実際には、感染患者がはいれば、病院としても感染を広げないようにレッドゾーン(立ち入り禁止区域)としてしまうため、清掃自体入ることができない。例えばそれが1フロア全体となれば、うちの現場だったら1人分の仕事がなくなるし、それが病院全体となれば、全員が休職を迫られる。

「ほんとうに困っている人だけに給付を」という人もいるが、多くの人がコロナの影響で、減収になったり仕事を失ったりしている。それを考えると、定額給付金は今こそ必要だと思う。

しかしこれも何回もできることではないとも思う。そこは麻生さんの言う通りだと思う。借金ばかり残してしまったら意味がないからだ。だからこそ政府には、国民がきちんと納得する感染を断ち切る対策が求められているのだ。

 

 

 


世界の中心で命を叫ぶ

2021-01-26 19:08:52 | 日記

先週から通常国会がはじまっている。これだけ非常事態なのにも関わらず、昨年、とっとと国会を閉じ、議論することを避けてきた政府。決めなくてはいけないこと、話し合わなければいけないことがたくさんあるなかで…

よーやく国会が開いたなーと思ったら、こんどは居眠りする国会議員もいる

菅さん(総理)のお話し中に爆睡していたひとを、一応あげておくと…黄川田仁志(自民党・埼玉3区)、森山裕(自民党・鹿児島4区)、渡辺孝一(自民党・北海道ブロック)、佐藤正久(自民党・比例区)、河野太郎(自民党・神奈川15区)、音喜多駿(日本維新の会・東京都選挙区)…ちなみに前総理の安倍さんはそもそも欠席だったみたいで…家でおとなしく寝てたんですかね?

まあ、菅さんの話は確かに眠くなりそうですけどねw。同情はします…。でもみなさん、仕事ですからっ!しっかりしましょー!あなたたちの給料は私たちが払っているんですよー!

さて個人的に今回気になっているのは、予算のなかに「GO TOトラベル」1.1兆円がはいっていること。野党もそこらへんは「いまやること?」と攻めていて、菅さんは「医療に対する予算が少ないようなことを言ってますが、医療従事者に対する予算もきちんとだしています」的なことを言っていた。でもさ、いやいやそーじゃないんだよ、その「GO TO」の予算も医療のためにまず使うべきじゃねえ?といってるわけですよ。

「GO TO」はコロナがきちんと収束した後でいいわけでしょ?というかきちんと収束させなければ、何回も同じことの繰り返しだよ。ずーーーと自粛だぜ。今度の予算のなかに「GO TO」が入っているのはみんなに対して間違ったメッセージをだすことにもなると思う。宿泊業者には直接的な支援に切り替えるべき。

東京オリンピックにしても、今の状況を考えたらやれる状態ではないでしょう?何を優先するべきかをきちんと考えていかないといけない。オリンピックを目指してきたアスリートのみなさんの気持ちは計り知れないものがあります。でもいまやるべきことはここなのか。それは私たちがきちんと判断しないといけない。

コロナウイルスを克服していくためには、世界的なルールづくりが必要だと思う。だってどこかの国が克服できても、また違う国からウイルスが運ばれてくれば意味がない。ワクチンも先進国では接種が進んでいくかもしれない。しかし発展途上国では、ワクチン自体が手に入らない可能性もある。そこでひとの移動が続けば、ウイルスは拡散し続ける。さらなる変異ウイルスも生まれるかもしれない。自分の国だけという考え方でコロナを克服していくのは不可能ではないだろうか。感染対策もワクチン接種も、世界全体としての対策が求められている。こういったときに、日本がリーダーシップをとって世界的ルールづくりをしていってほしい!と切に願う。個人的には世界的に膨れ上がった軍事費(世界の軍事費は204兆円←2019年)をすべての国で削減し、コロナ対策へ使えるようにプールしてほしい。そしてすべての国でワクチン接種、感染対策がすすめるようにしていかなければならないと思う。


甘いものは別腹で ~ファミレス編~

2021-01-24 08:34:13 | スイーツ

いつからなのだろう…いつから甘いものを好きになったのか…記憶にすらないけど、とにかく甘いものが好き。

よく疲れると甘いものが食べたくなるとか、ストレスたまると食べたくなるとか言うけど、確かにそーなんだよね。疲労がたまると接種量が高くなるわけでw

特にいまは、「自粛」が求められ、プチ旅行もいかないようにしているので、休みの日にちょこっと食事にいくくらいが楽しみ。ちょこっといくのに便利なのがいわゆるチェーン店。ここのところちょっと気になっているのが、ファミレスのパフェ♪

ファミレスのパフェというと…ただ甘いだけというイメージが…

しかしっ!ここ数年のファミレスパフェは、レベルが高くなってきてる。と思うw

この前食べにいったのは「ココス」の「クイーンいちごパフェ~ピスタチオソースとともに~」

こちら!

 どーん!

もー見るからに、こどもが頼みそーなスタイルでしょ♪と言ったら、相方が「フフフ」と言ってましたよ…

パフェは「こどもの夢」だと思っているので、そんな笑いにはビクともしません!。「こどもの夢」を大人食いするのですっ!

このパフェ、何よりクリームが美味しかった♪ただ…ピスタチオソースはいらないかなーて感じ。このソース、甘すぎるかなーて個人的には思うかな。まあでもボリューム感的にもとっても満足しましたっ!

さて、次はどこいくかな~

 

 


中間管理職のつぶやき 1

2021-01-15 17:54:57 | 日記

病院清掃の仕事について5年…自分が教える立場になって思うこと。

仕事が「できる人」「できない人」の差というのは、他者の話が素直に聞けるかどうかにあるなと。

器用になんでもこなせて、教えるとなんでもできる人はいる。でもそういう人はごくごくわずかだし、器用にできる人も、他者の意見を聞けない人は、自分の考えでしか動けず周りが見えず成長できない。

たいがいは、なかなかできないわけだけど、その時、他者の話・意見を聞ける人は、時間はかかっても必ずできるようになる。人の意見を受け入れられるということは、自分に足りなかったものを素直に認められるということ。そういう人は周りにも目を向けられるようになる。だから周りに困っている仲間がいればフォローにはいることができるし、そこで生まれた信頼は、自分が困ったときに今度はフォローで返してくれる。

しかし他者の話・意見を聞けない人は、あくまで自分のやり方を通そうとする。他者の意見を受け入れられない人は、自分の考えに固執しているということ。だからその仕事が一番大切にしないといけないものが見えてこない。そういう人は結果的には自分勝手な仕事の仕方しかできない。周りのことはどうでもいいから与えられた仕事しかしないし、仲間が困っていようがどうでもいい。

今週、新入社員がはいってきて改めて思った。新人くんは清掃の仕事自体は前職でもやっていたので基礎的なものはそろっていた。しかし商業施設の清掃と病院清掃の決定的な違いは、絶えず人が動いているなかで作業をするということ。自分のペースで仕事をしていれば患者さんや看護師さんに迷惑をかける。新人くんは最初、前職のようなペースで作業を行っていた。患者さんが緊急ではいってくるような場所、患者さんや看護師さんが絶えず行き来するような病棟でマイペースな作業。

病院清掃の基本は「早くキレイに」(医療行為の邪魔をしない)「周りを絶えず気にして」(患者さんの安全第一)

新人くんには「この仕事は自分のペース、自分勝手な作業の仕方はダメだよ」と説明した。新人くんはきちんとそのことを理解してくれ、次の日からの作業の仕方がガラリと変わった。ボクの清掃経験は5年。新人くんの清掃経験は14年(19歳からやっているらしい)。プライドみたいなのもあると思うが、そこをクリアしてきちんと話を聞いてくれたことで、「周りを絶えず気にして、早くキレイに」の清掃に向かっている。

仕事が「できる」「できない」かは、ひとの意見を聞けるかどうか、受け入れられるかどうかにあると思う。

さてこれって政治家にも言えることだなと…夜のニュースを見ながら思った。

いまの政治の一番の問題点は、他者の話を聞けないこと、受け入れられないことではないだろうか。政治の仕事は民の声を聞き、それを政策にかえていくこと。コロナ渦という非常事態のなか、それができているだろうか。医療機関の現場の声、コロナ渦のなか様々な制限を受け、困っている人たちの声…

菅さんの記者会見は、いま、「フリーの記者はいれない」「1人1問」「追加質問なし」の会見らしい。記者会見というのは、間接的ではあるが国民の声(意見・疑問)を聞ける場所でもある。それを制限するというのは…

日本の場合、議員はボランティアではない。議員は仕事である。さてあの人は仕事が「できる人」「できない人」?