昨年だったかな?…都立高校の校則が都議会で取り上げられた。
たしか取り上げられたのは「ツーブロックにしちゃいけない」という校則。都の教育長によれば「外見などが原因で事件や事故に遭うケースなどがある」から禁止らしい。ツーブロックにしてるから事故や事件に遭うなんて話聞いたことないわw
そんなデータがあるならきちんと示してほしいよね。意味不明すぎるわっ。
そもそも校則っつうのはなんのためにあるのか?よくわからんよね。
中学のときなんかは「もみあげは伸ばしちゃいけない」とか「髪の毛は耳にかかっちゃいけない」とか「髪の毛は染めちゃいけない」とか「スカートは膝下じゃないといけない」とか「男子はコートは着ちゃいけない」とか…なんだそれ?という校則がたくさんあった。生活指導の先生なんかは、竹刀振り回してごちゃごちゃいってたけど、お前こそが「指導」受けたほうがいいんじゃないかと思ったくらいだ。
高校のときも校則はあったけど、まあ優秀な高校じゃなかったから、ごちゃごちゃ言われることはなかった。
高校のときはかわいいもんでwブリーチ(懐かしい…遠い目w)なんてもんをしてたよね。ピアスもしてたし…遅刻し放題だったしw。結構、自由にやってたなーと。まあでもそれが「普通」じゃねえ。
校則って結局は、学校がめんどくさい生徒を「排除」するためにつくっているだけにすぎないと思う。
なんでこの話題をもってきたかというと…昨日、NHKがこんなニュースを報じたから↓
都立高校の4割余りで、髪の毛が黒以外の色や、くせ毛の生徒に地毛であることを証明する届けを出すように求めていることがわかったんだ。
公開された証明書などでは、髪の毛が生まれつき茶色など黒以外の色や、くせ毛の生徒について、保護者の署名、押印、地毛の特徴などを届けでることを求めている。さらには地毛であることの証明として中学時代や幼少期の写真の提出まで求めている。
都教育委員会は「事実誤認による頭髪の指導を防ぐため、生まれつきの髪であることを届け出てもらっているが強制ではない」と説明しているらしいが、そもそも頭髪の指導を行う理由はなんですか?ていうことだよね。
『子どもを厳しく飼い馴らす必要がある』
この文言は、平成12年7月7日『教育改革国民会議』第一分科会資料(委員発言の概要)に書かれていたもの。(*教育改革国民会議は教育改革について当時総理大臣だった小渕恵三総理によって設置された私的諮問機関)
20年前の話だけど、結局、日本の中枢にいる人たちは『飼い馴らしやすい人間』を育成することに人血を注いでいるのではないだろうか。社会にでたとき、そういう人間の方が扱いやすいから、操りやすいからだ。
とことん噛みついてやるっ!
自分はそんな人間でありたい