以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

独立と原爆

2010年08月05日 | 日記

8月6日は、ボリビアの独立記念日。
そのため小学校は、明日からお休みです。今日は、独立を祝う歌や踊りがありました。
民族衣装を身にまとって踊る子ども達。ここ3日くらいの短い時間で、踊りの先生に特訓を受けていました。とてもきれいでしたよ。

ボリビアの国歌の中に、「自由!自由!自由!」「奴隷になるくらいなら死を!」という歌詞があります。独立という日は、彼らの誇りなんだと思いました。

「日本も同じ日、ヒロシマに原爆が落とされたんだよ。」と先生たちに言うと、みんな知っていました。協力隊でも今年はラパスで原爆展をやるそうなので、行ってみたいと思います。
独立と原爆。どちらも、戦争が生み出したもの。ボリビアの現在の憲法に、嘘をついたり、人のものをとらないという言葉があるのも、植民地にしていた国のようになるなと言っているようにきこえます。            

8月6日は、どの国にいても平和を願う日です。人間が人間らしく生きるために。
 

         


      孤独な人はどこにでもいます。あなたはそのことに気づいているでしょうか。
                            (マザーテレサの言葉より)