以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

緊急避難

2010年08月14日 | 日記
明日から私たちスクレ市の隊員は、ラパスに緊急避難することになりました。

7月29日からスクレ市の隣の都市、ポトシ市は道路封鎖をしていました。ポトシ市とオルロ市の間には、鉱山資源のとれる山々が連なっており、現在はオルロ市がほとんどをとっているため、ポトシ市がきちんと境界線を作れと、デモ、ストを行っていたのです。(スペイン語の聞き取りが正しければ・・)
そして週末以降、スクレ市でも抗議運動側と政府支持側の間で武力衝突が発生する可能性があるという情報から、避難することになりました。ちなみに、一番危ないポトシ市の隊員は、道路封鎖で出られないので、自宅待機です。そっちのほうが心配ですが・・。

スクレの隊員は、全部で5人。うち2人はシニアの夫婦の方です。シニアの方は、標高の高いラパスには上がれないため、サンタクルスという低地の町に避難します。

スクレからの飛行機は満席のため、車で7時間かけてコチャバンバという都市へ行き、そこから飛行機でラパスに向かいます。ラパスには隊員連絡所があるので、そこに滞在することになります。子ども達としばらく会えないのは残念ですが、ラパスへ行ってきます。
長期化しないことを願って・・。そして、けが人が出ないことを願って。

ラパスに着いたらまた連絡します。