以前、福岡・大名の「チチカカ」という南米雑貨の店によく行っていましたが、本物のチチカカに来るとは・・・感動です!
ラパスからバスで35ボリ(500円)、4時間ほど走ると、標高3800メートルのコパカバーナという町に着きます。
ここは、富士山の頂上くらいの港町。空気はうすいですが、任地で慣れているのでなんとか大丈夫。町にはマーケットが開かれ、人々でにぎわっていました。
すぐそばには青い青いチチカカ湖が広がり、そのはるか先はペルーです。チチカカ湖の中に国境があるので、人々は船を使って国境を越えることができます。
さて、ここチチカカで大好きなアルパカにやっと会えました。
アルパカってのん気な顔をして、本当にかわいい!ボリビアでは、アルパカのセーターや靴下などが、たくさん売られています。
暖かく着心地がいいので、観光客に大人気です。
アルパカに負けちゃないないぜ。メェェェェひつじだってたくさんいます。
子ども達も、高地で真っ黒。広い荒野の小さな家から出てきた女の子と、港のマーケットを開いていた家族の男の子。
「チョリータさんは、写真を撮ると魂を抜かれると信じているから写真嫌い」と聞いてから未だに、正面から写せません・・。背後からさりげなく。この家族は、祭りのためにこれからアルゼンチンに行くらしい。
世界は、広い。人は、正面や隣だけでなく、上にも下にも、ななめ上にもななめ下にも、そんなとこ住めないよってとこにも、生きるためならどこにで住む。ものがなくても、なんとかして生きる。文句を言ったってないものはないから、なんとかして生きる。
ボリビアに来て、「日本ってすごいね!」って何度も言われる。嬉しいし本当にすごいと思う。妥協しないし、いいものをつくろうって気持ちが他の国には負けない。
でも、ものがありすぎて生きるためならって気持ちを忘れてたなと思う。
生きるために家族を助けたり、生きるためにご飯をいっぱい食べたり・・。
世界は広い。
色んなものを見て、たくさん考えて、上も下も横も裏も見て、自分を振り返ろう。
久しぶりに会った同期の仲間たちも、色んな壁にぶち当たっているとかでちょっと顔が疲れてた。自分はどうだろう・・。
ケーナという楽器を買いました。岩の上でふいてコンドルが飛んでくるように、練習してみます。
日本のみなさん、熱中症に気をつけて。残りの夏休み楽しんでください。