以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

日本へpart3

2011年03月15日 | 日記
世界中の協力隊員が、facebook上でいま自分達にできることを話し合っている。

日本でも、自分にできることはないかとみんなが模索しているのではないだろうか。

現地の声は、圧倒的に物資の不足である。

仙台に住んでいた隊員が現地の被災者からなにが必要か聞いたところ、

「千羽鶴はいらない。気持ちが落ち着いたらありがたいかもしれないが。

オムツ、生理用品、ホッカイロ、電池、食料、衣料(下着を含む)、薬品が圧倒的に不足している」と。

いま個人でボランティアとして動いたり物資を送ると、混乱してしまうだろう。

日本には、独自のすばらしい企業がたくさんある。

それぞれの企業が、率先して被災地に送ってもらいたい。

それから、お金のこと。

仙台の隊員は、復興に向けて細く長く送ることが大切だと伝えてくれた。

募金についても、自分が納得のいく形で届くところを見つけたほうがいい。


そんな中、希望のニュースもある。

72時間を過ぎても救助された人がいるという。

自衛隊、消防団、警察、医師、海外からの救助隊・・・みんなの手でひとりの命をどうか救ってほしい。


原子力発電所は、どうなっているのだろう。

安全なんて実際、どこにもない。

電気はなくてはならないもの。

でも、原子力。

「爆発は、原因不明」

これまでもたくさんの事故が起こっている。

それでも、想定外だったと言い切れるのだろうか。