6日目は、これまでで一番嬉しい日だった。
時間通りに学校に着くと、そこには5人の生徒たちが!!
昨日ふざけていたことを彼らなりに考えたのかもしれない。
一人の男の子は、2歳の妹を連れてきていた。
野菜を売っているお母さんに代わって、いつも子守をしているという。
本当に頼もしいお兄ちゃんだ。
さて彼らが考えたように、わたしも考えたことがある。
それは、遊びをもっと取り入れること。
足の痛い練習ばかり毎日していたんじゃ、彼らの気持ちを継続することはでき
ない。いくら気持ちがあっても、やっぱり楽しみがないと。
そこで準備運動をしたあと、「氷鬼」の遊び方を説明。
ここキリストの国では鬼なんてピンとこないので、「氷悪魔」という名前で教
えた。
標高2800mのこの場所も、1年以上いたらいつの間にか走れるようになる
ものだ。
わたしも悪魔になって追いかけ回すと、彼らは楽しくてしょうがない様子だっ
た。
楽しむことは、お互いの心を近づける。
単純明快!
これだけで息が上がってしまったのだが、さっそく練習にも取りかかった。
彼らがいつもよりも溌剌と見えた。
最後にみんなを集め、「先生は今日、みんなが時間を守ってくれてとても嬉し
かった」と伝えた。「みんなすごいすごい!!!」と褒めまくった。
日本では時間を守ることは高学年じゃ当然だった。
時間を守ることで褒めるより、遅れてきて叱ったことのほうが多かった。
そう考えると、人の成長やそこで生きる環境というものはそれぞれだ。
ひとくくりにもできないし、日本社会で身に着けた常識をボリビア社会に押し
つけることもできない。
けれどたいせつなことは永遠に一つで、それを考えて生きるからこそ、人は価
値を見出していくのだと思う。
時間を守ることで、もっとみんなと楽しみを共有できる、それでいいと思う。
学校はみんながいきいきするところだから。
楽しむのはラクをすることじゃない、ワクワクすること。
アプローチは無限大、自分や相手に可能性を持つこと、もう一度原点に戻った
のでした。
時間通りに学校に着くと、そこには5人の生徒たちが!!
昨日ふざけていたことを彼らなりに考えたのかもしれない。
一人の男の子は、2歳の妹を連れてきていた。
野菜を売っているお母さんに代わって、いつも子守をしているという。
本当に頼もしいお兄ちゃんだ。
さて彼らが考えたように、わたしも考えたことがある。
それは、遊びをもっと取り入れること。
足の痛い練習ばかり毎日していたんじゃ、彼らの気持ちを継続することはでき
ない。いくら気持ちがあっても、やっぱり楽しみがないと。
そこで準備運動をしたあと、「氷鬼」の遊び方を説明。
ここキリストの国では鬼なんてピンとこないので、「氷悪魔」という名前で教
えた。
標高2800mのこの場所も、1年以上いたらいつの間にか走れるようになる
ものだ。
わたしも悪魔になって追いかけ回すと、彼らは楽しくてしょうがない様子だっ
た。
楽しむことは、お互いの心を近づける。
単純明快!
これだけで息が上がってしまったのだが、さっそく練習にも取りかかった。
彼らがいつもよりも溌剌と見えた。
最後にみんなを集め、「先生は今日、みんなが時間を守ってくれてとても嬉し
かった」と伝えた。「みんなすごいすごい!!!」と褒めまくった。
日本では時間を守ることは高学年じゃ当然だった。
時間を守ることで褒めるより、遅れてきて叱ったことのほうが多かった。
そう考えると、人の成長やそこで生きる環境というものはそれぞれだ。
ひとくくりにもできないし、日本社会で身に着けた常識をボリビア社会に押し
つけることもできない。
けれどたいせつなことは永遠に一つで、それを考えて生きるからこそ、人は価
値を見出していくのだと思う。
時間を守ることで、もっとみんなと楽しみを共有できる、それでいいと思う。
学校はみんながいきいきするところだから。
楽しむのはラクをすることじゃない、ワクワクすること。
アプローチは無限大、自分や相手に可能性を持つこと、もう一度原点に戻った
のでした。