人工股関節のち晴れ、時々バセドウ病

applecider's diary (ブログタイトルを変更いたしました!)

モモの物語

2006年10月25日 | 映画とか、小説とか
モモの物語』(エリック=エマニュエル・シュミット著)という本を読みました。
文庫本サイズで120ページ弱のサラッと読める本です。もともとは演劇用に書かれたものらしいのですが、何年か前に小説化され世界各地でベストセラーになったと、あとがきに書いてありました。
映画化もされていて日本では『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』というタイトルで2004年に公開されたようです。(この頃は股関節の痛みがピークだったので、映画への興味を失っていて全く記憶にありません)

ちょっとした空き時間にサラッと読める本をと思ったのですが、これがまたハマッしまいました。
11歳の少年モモと、食料品屋のトルコ人のイブラヒムおじさんとの微笑ましい交流がなんとも言えない感じです。読んでいて、それほど悲しくはないのに、不思議と涙が出てきてしまいました。悲しくないのに涙が出るなんて初めてです。
印象に残っているのはイブラヒムおじさんの言葉、「人は、幸せだから笑うんじゃない。笑うから幸せになるんだよ。」です。
いい言葉だと思いませんか?
上手く文章にはできないけど、とってもステキな小説でした。
そのうち映画も見たいと思います。


参考URL

小説『モモの物語

映画『イブラヒムおじさんとコーランの花たち
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