あちらを立てればこちらが立たず？

「犬」という生き物を室内飼いしたのは、このくちおが初めてで。

つまり、こんなに近しくお付き合いした犬はくちおが初めて、ということ。

育った環境というのはえらいもんで、犬は外につないで飼うもの、ごはんは残飯というのがそれまでの私の常識でした。

だから、くちおの前に飼っていた「サン」という3本足の犬には、たいそうかわいそうなことをしたなぁ、と

今になってしみじみ思う。

くちおは歩けなくなった母の話し相手になれば、と譲り受けたものの半年も経たず母が亡くなってしまったので

うちに引き取った初めての室内犬。

犬は猫と違って表情も表現も豊か。

かまって、かまって、かまってーーーーの毎日。

かまわれないと、この顔。

 

それで、くちおにかまうと猫はこれ。

黙って背中で語ります。「怒っ」

 

それで、猫にかまうと今度は犬がこれ。完璧、「ふてくされ」

 

ますちゃ、おかまいなし、草、うめーーーー!

 

それをじっとうらやましがる犬…さみしそう。

犬と猫を両方飼うって、とっても難しい。。。