猫的生活雑貨 けいと屋ニコル

生まれた時から猫と一緒。
ついには仕事も猫まみれ。。。
猫との日々雑感を綴ります。

今日も病院

2020年03月30日 | 猫談議

うちから車で10分の獣医さんはまぁまぁ(!!)信頼できるのだけれど、

先生は1人だし(助手の女の子は4人いるけど)診察室は1つだし、なのでとても混んでいる。

弱っている猫を連れて、駐車場の車の中とはいえ2時間とか3時間は、辛い。

なので、本当に弱っている時は朝7時前に娘が順番取りにいって、診察が始まるころに私がKILIを連れて行く。

7時前に行っても、2番とか3番。1番の人は一体何時に来ているのやら。

KILIはもうすぐ19歳だし、積極的な治療は望んでいない。

残された時間が少ないのなら、出来るだけ穏やかに過ごしてほしいと思う。

もう心臓も弱っているので大量の点滴も出来ず、2日に1回、水分を補う程度。

それでも、もうぐったりしているのであれば家から連れ出すことはしないと思う。

幸い、機嫌が良いとは言えないけれど毛づくろいをするくらいの元気は残っている。

色々な猫缶やパウチのトロミだけを舐め、たまにカリカリも食べる。

ガニガニとした足取り(多分、関節が悪い)で、自力でトイレにもいく。

感覚がわからないのか、何度もしゃがむこともある。

少し前みたいに大声で鳴いたりはしなくなった。

私が寝ていて欲しいと思う場所(あたたかいファンヒーターの前)には戻らず、

人の手の届かないベッドの下に入りたがるので協議の結果、階下に通じるガラスドアの前が彼女の居場所となった。

低反発のクッションと湯タンポに囲まれて眠ってる。

夜中、なんどか見に行くけれど、寝ている(多分)。

先生は、もうダメだと思っていても、持ち直して1年以上生き延びる子もいるけれど、

多分このコの腎臓はもうあまり機能していないので難しい、という。

「私はもうすぐ旅立つけれど、あなたたち、準備はいい?」という感じに踏ん張ってくれているのだろうか。

準備などまだ数年、出来そうもないので踏ん張り続けていて欲しいと、わがままな私は思ってしまう。

本当はずっとKILIのそばにへばりついていたいけれど、そうもいかず。。。

春のディスプレイに気合を入れる娘はーん。

私は相変わらず、ぼちぼちです。

 

 

 


何故、そこに?

2020年03月28日 | 猫談議

昨日の夜、いきなり下血。

さすがにもうダメかと思ったけれど、まさかの膀胱炎?

そういえば慢性腎不全といわれた6年前から2回ほど、膀胱炎になりこんな風に血尿したことがあった。

ただ、それからの行動が。。。

今までリビングの真ん中に寝ていたのに、ウロウロ場所探し。

キッチンの隅にいったり、娘の部屋のベッドの下に潜り込んだり。

結局、ここに落ち着いた。

階下に通じるドアの前。

何度も戻したのだけれど、どうしてもココらしく動かない。

仕方がないのでココを温かくして、寝場所とする。。。

なんだか関所のような。
 
 
店に降りる時は「行ってくるねー」と声がけ。
 
上がってくるとこんな風に寝ているのだけれど、近づくと起きる感じ。



本当は1日おいて、明日行く予定の病院へ朝から。
 
腹部エコーを撮ってもらったけど、腫瘍とかではなさそう。
 
ってことは膀胱炎?
よくわかんないけど、点滴してもらって帰宅。
 
夜、店でパソコン仕事をしていたら、どうしても下りるというので、と娘が連れてきた。
 
 
KILIはその時すでに3匹の猫がいたので、もうこれっきりだよ~という意味で名付けた。
 
これっきりどころか、その後にぐりことますこが来たので今は一番年上になっちゃった。
 
 
 



 

ぼちぼち

2020年03月27日 | 猫談議

もう食べないのかと思っていたら

手を変え品を変え差し出すパウチごはんを5回に1回くらいの割合で舐めたり

一体何が入っているの?と思うくらい嗜好性の高いモンプチの、

8粒くらいが1パックになっているカリカリを5粒ほど食べる。

鼻が効かなくなって食べられないとか、食べることが出来ないとかではなさそう。
 
まだ望みはあるのかと、今朝も点滴に通う。
 
2.2キロの身体で、まだトイレにも歩いていく。
 
本にゃんが頑張るというのなら、わたしたちも頑張るしかない。
 
時間を見つけては寄り添ってみるけど、こんな時にもやっぱり猫は迷惑そうな顔しかしない。
 
 
命が続く限り、当たり前だけど、生きる。
 
 
ぐりこは布団をモミモミして応援するでちよ。
 
ますこもおるでよ。


数値だけ見て、あきらめたものでもないのかな。
 
弱っているからと隠れたりせず部屋の真ん中で堂々と眠っているところをみると
まぁ一応信頼はされているのか。
 
ヘンに神経尖らせると、それは伝わってしまうから
ぼちぼち、見守る。

KILIさん

2020年03月25日 | 猫談議

くちおの、初めての月命日が過ぎたところなので

気が滅入りすぎて、書くのも億劫だったのだけれど。。。

もうすぐ19歳になろうかというKILIの食欲がガクンと落ちてしまった。

人それぞれ考え方はあると思うけれど、私は自分の飼猫について無駄、

というか猫にとって苦痛な延命治療はしないと決めている。

慢性腎不全でもう80%機能していない、と言われてからもう6年。
 
よく頑張ったと思う。
 
幸い機嫌よく丸くなって寝ているので、もうこのままそっとしておこうかと思ったのだけれど
 
やっばり心のどこかで簡単にあきらめきれない気持ちがあって病院へ。
 
以前は車に乗せると気が狂ったように叫んだけれど今日は家を出る時に少し鳴いただけで沈黙。
 
採血も足の血管はもう針より細くて難しいので、首元から。
 
腎臓の数値は過去最高の高数値で振り切り。
 
便秘で溜まっていた便を掻きだしてもらって、水分補給の点滴。
 
これで少しでも食欲戻ってくれたらなぁ。
 
体重、なんと2.3キロ。
 
最盛期は6キロ近かったのにね。
 
もうちょっと、頑張ろか・・・
 
 
こちら、23日に12歳なったばかりのぐりこ。
ぐりこは記憶力と嗅覚がとてもよくて、病院用のキャリーを持ち出すだけで自分のイヤな記憶がよみがえり、一日中隠れてしまう。
帰ってきた私を疑惑100%の目で見ている。。。


 

願ってはいけないこと

2020年03月16日 | 猫談議

2月の22日に、14歳のくちおがなくなってしまってから

もうすぐ19歳になろうかというKILIに

長生きしてね、と呪文のように囁いてきたのは

またあんな悲しい想いを、もうしばらくはしたくないという自分のわがままなんだと気づかされるような夢を見た。

KILIが私のそばに来てくれたのは、長い目でみれば神様のご褒美とも思えるような出来事で。

あれから18年、長いような短いような年月をある意味平凡で、ある意味平和に過ごせたてきたのは、

いつも傍にのほほんとしたKILIがいてくれたおかげでもあり。

もうこれ以上のわがままを、押し付けてはいけないのだと。

KILIはKILIのにゃん生を、私は私の人生を、歩まなければいけないのだな、きっと。

いつ「さよなら」が訪れても悔いのないように、毎日を頑張ろう。