うちから車で10分の獣医さんはまぁまぁ(!!)信頼できるのだけれど、
先生は1人だし(助手の女の子は4人いるけど)診察室は1つだし、なのでとても混んでいる。
弱っている猫を連れて、駐車場の車の中とはいえ2時間とか3時間は、辛い。
なので、本当に弱っている時は朝7時前に娘が順番取りにいって、診察が始まるころに私がKILIを連れて行く。
7時前に行っても、2番とか3番。1番の人は一体何時に来ているのやら。
KILIはもうすぐ19歳だし、積極的な治療は望んでいない。
残された時間が少ないのなら、出来るだけ穏やかに過ごしてほしいと思う。
もう心臓も弱っているので大量の点滴も出来ず、2日に1回、水分を補う程度。
それでも、もうぐったりしているのであれば家から連れ出すことはしないと思う。
幸い、機嫌が良いとは言えないけれど毛づくろいをするくらいの元気は残っている。
色々な猫缶やパウチのトロミだけを舐め、たまにカリカリも食べる。
ガニガニとした足取り(多分、関節が悪い)で、自力でトイレにもいく。
感覚がわからないのか、何度もしゃがむこともある。
少し前みたいに大声で鳴いたりはしなくなった。
私が寝ていて欲しいと思う場所(あたたかいファンヒーターの前)には戻らず、
人の手の届かないベッドの下に入りたがるので協議の結果、階下に通じるガラスドアの前が彼女の居場所となった。
低反発のクッションと湯タンポに囲まれて眠ってる。
夜中、なんどか見に行くけれど、寝ている(多分)。
先生は、もうダメだと思っていても、持ち直して1年以上生き延びる子もいるけれど、
多分このコの腎臓はもうあまり機能していないので難しい、という。
「私はもうすぐ旅立つけれど、あなたたち、準備はいい?」という感じに踏ん張ってくれているのだろうか。
準備などまだ数年、出来そうもないので踏ん張り続けていて欲しいと、わがままな私は思ってしまう。
本当はずっとKILIのそばにへばりついていたいけれど、そうもいかず。。。
春のディスプレイに気合を入れる娘はーん。
私は相変わらず、ぼちぼちです。