ゴミ袋に入れられ捨てられていたというこの子がやってきた時、私は38でした。
一つの命を引き受けるということは責任を持って最期まで面倒を見るということです。
室内飼いの場合猫の寿命は、だいたい20年。
今から20年ならまぁなんとか元気でいられるかと、引き受けました。
だから、KILIは私の人生最期の猫です。
その後に来たぐりことますこは娘の猫。
まぁ孫みたいなものでしょうか、責任がない分気楽です。
そのKILIがまだ13歳なのに不調です。
まだ、と言っても高齢の部類にはいるのである程度の覚悟は必要ですが。
元々偏食で人の食べるような物は一切口にしないけれど、鰹節だけは例外でもらえるまでキッチンを離れないので根負けしてあげてしまう。
不調の原因は多分慢性の腎不全。
点滴通院の日々です。
ぐりことの不仲もストレスで、原因の一部でしょうか。
他の猫がいない階下では寛いで少しは食欲が出るみたいです。
やはり猫は一匹を大事に飼うべき動物なのかなぁ。
寝たきりトロの介護とKILIの通院。
仕事がいくら忙しくても休みたいと思ったことはないけれど、今は少し休みたいのが本音です。
仕事は趣味ではないので、そういう訳にはいかないんだけど。
私にくっついて、まったりするKILIさん
凛々しいKILIさん、少し痩せました。