わたしたち人間がしてあげられること、出来ることはもうなくて。
水が飲みたければ飲むし
仕事が終わる飼主を待ちたいと思えば待つし
ぼーっとしたいと思えばするし。
そう、もう好きにしてください。
数日前、はち切れんばかりに膨らんだお腹を見ていられなくて開業の獣医さんには迷惑かも知れないけれど細い針でゆっくりと腹水を抜いていただきました。
(猫が痛いとか、後からも水が漏れてきて大変だとかはお構いなしに短時間で済むように太い針で抜かれることも多々あるらしい)
あまり食べていないのに5.1キロまで増えていた体重が4.1キロに減るくらいの腹水が抜けたからといって元気になったわけではないけれど。
通院を始めてから1ヶ月が過ぎ、ようやく私たちにも心の準備が整って、あとはどれだけ穏やかに旅立ってもらえるかだなぁ。
ぐりこはお兄ちゃんがそうだったように、心臓発作である日突然いなくなるんじゃないかと思っていたけれど、こんなことになるなんてね。
ぐりこはほとんど娘の部屋で過ごしていたので、私とは関わりが薄いと言えば薄かったのだけれど、この1カ月の間に、15年分とはいかないけれど「ぐりこー」と何度も呼ばせてもらえました。
「ありがとう」と「大好きだよ」も、いっぱい伝えられたと思う。
ほんとうに、してあげられることはもうなくて見守るだけになりました。
どうぞ、好きに過ごして。
もちろんあと10年、尻尾の先が2つに分かれるまで生きてくれてもいいんだよ。
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