今日は定休日で、KILIを空へ。
昨日いただいたお花や庭に咲いている山茶花やモッコウバラを
惜しげもなく散りばめたので
身体が見えなくなるくらい花にうもれて荼毘に。
もう19歳なので、さすがに骨格はわからないくらいボロボロだったけれど
頭の骨だけはきれいに残っていて
「KILI~」と呼ぶと振り向いてニッと見せた牙ものまま上あごにくっついていて
小さくきれいに並んだ前歯まで。
骨になってまで笑ってみせてくれるのかと泣き笑い。
そうそう、KILIはそんな猫やった。
それにしてもまさか、2か月も経たずにまたここに来ることになるとは…
KILIが空に昇るまで、近くを散策。きれいなチョウチョ?




くーちーおー(笑)


低血圧を理由に毎日の朝をチンタラ過ごす私が
この1週間は午前中からシャカシャカ動き、KILIの通院。
午後からは前日までの発注とその日の発送をこなし、午後からはなるべくKILIの傍で過ごせるように。
通常はいくら飲んでも晩御飯の片づけを終えたら10時くらいまでは残業していたのに
この1週間はそれもしなくていいようにちゃっちゃと仕事をこなし「やれば出来るやーん!!」と自画自賛。
それもこれも、ただただ1分1秒でも長くKILIの傍にいたかったからで。
その必要がなくなった今日は、とりあえず神社にお礼参りに出掛けたけれど仕事は通常モード。
仕事終わったら、こんな時間。
KILIを空に返しに、本当は今日行こうと思っていたのだけれどどうやらダンナも参加したいらしかったので明日の午後からに。
ドライアイスを3キロも買ってきたのでKILIが眠る箱の外まで冷気が漂う。
悲しいのは悲しいのだけれど、くちおの時とはまた違う悲しみで。
なんだかよくわからないけれど…痛い感じかな。


昨晩はベッドの横にKILIを寝かせて垂らした手でKILIの手を握りうつらうつら。
水も飲まない、おしっこもしないで横たわったまま
それでも人の気配に顔を上げる。
たまに向きを変えたり湯たんぽのお湯を替えたり口を湿らせたり。
幸いコロナの影響で来店のお客様もなく、娘と交代で見守りました。
19時を過ぎて、ダンナも早じまいだったので3人でご飯を食べていたら
横たわるKILIに少し距離を置いた場所にますことぐりこが。
KILIの方を見ているますこの耳が、何やらピコピコしている。
なんか、通信してる?
それから10分も経たぬ間にKILIは旅立ちました。
ほんっとに頑固な猫で、人のいうことなんて何も聞いちゃいない風な猫だっだけど
痙攣がはじまった時、耳元で「もう逝きなさい」と言った途端、すっと力が抜けてそのまま。
口もキリっと結んだまま、立派な最期でした。
私が38の時に来た猫だったので、20年生きたら60近くなるなぁと思って、
自分が飼う猫はこれっきり、とKILIと名付けて19年。寂しくなりました。
さて、猫会議でぐりことますこは何を通信したのやら。。。
KILIの小さい頃の写真はmixiにたくさんあるのだけれど
10年以上も前の日記のは小さい写真になってしまってるのね。。。
大きめのを少し拾ってきました。
夏が来たことを知らせてくれる、名物へそ天。
去年は1回だけ、してたなぁ。
小さかったぐりこと。
このころが最盛期で5.6キロくらいあったかなぁ。
トロロ、くちお、KILI。みんな空の上やね。。。
ほんとうに、仲良しだったわたしたちは昼寝も一緒。
大好きやで、KILI。ありがとう
今日で1週間。

