私が小学生の時、所謂「お小遣い」は1か月“学年×100円”でした。
3年生なら「300円」5年生なら「500円」といった形でした。
ちなみにお年玉はほとんど母に搾取されました。(母の言い分は「こっちも(向こうの親戚に)お年玉をあげてるんだから」)
そんな子供時代を過ごした私は、我が子に対して「(基本的に)お金の管理は自分でしなさい。」と伝えています。
定期的にお小遣いを渡したり、非常~~~~に助かるお手伝いをしてくれた時などに“お駄賃”を渡しています。
お年玉などを頂いた時は「いくら手元に残す?」と子ども達に決めさせて、残りは子ども名義の通帳に預けています。
私が子ども時代にお金の使い方を教えてもらえなかったのでこのやり方が正しいのか不安になる時もあります
お小遣いに関して不自由な思いも沢山したので、なるべく子どもたちにはうるさく言いたくないし…
上の子はしっかり者なので「お小遣い帳」をつけて管理しているようですし、「今日お小遣いを持って友だちと遊びに行ってもいい?」と聞いてきます。
ところが…下の子の様子が何やらおかしい…。
見たことがない(買い与えた記憶がない)ガチャガチャのおもちゃを持っていました。
「今日ガチャガチャやってきたの?」と尋ねると、蚊の鳴くような声で「…うん。」と返事をする下の子。
「へー。3つあるけど、3回やったの?」
「…うん。」
「あー。そうなんだ。何に使ってもいいけどお小遣いは大切にしなね。」
「…うん。」
(3回ってことは、200円×3回で600円かぁ…無駄遣いだなぁ…どうやってお金の使い道を教えたらいいのやら)
ところが!なんと1回500円のガチャガチャということが判明!!
( ゚Д゚)ひょえーーーーーーーーーー!!ごごごご…ごひゃくえん!!
じゃじゃじゃ!!3回で1500円ーーーーーーーーーーー!!!!
一瞬、本当に言葉を失いました。。。
そして数秒後。ぐらぐらぐらぐら…と、はらわたが煮えくり返り、体が熱くなってきます。
私は下の子の手を取り、ボサボサ頭(風呂上りだったので)に部屋着、ボロボロのサンダルを履いて近所のコンビニに行きました。
カゴを持って「食べたいお菓子をどんどん入れなさい」
下の子は「えっ?い、いらない…」と若干ビビっていましたが、もう一度「入れなさい」と言うとおずおずと商品をカゴに入れ始めました。
「チョコレートも好きなやつを入れなさい」「グミはいらないの?」「上の子の分も買ってあげて」「ママ、これ食べたいわ」
そして
「ピッピしてもらってる間、レジの金額の所を見ててごらん。」
大盤振る舞いに買ったお菓子はレジで精算してもらうとだいたい1500円程になりました。
帰宅後。
買った商品とガチャガチャ3つを並べました。
私は下の子に「このガチャガチャとこのお菓子、同じ1500円なんだよ。」と言いました。
「別にガチャガチャをやるなとは言わない。だけどよーーーーく考えてからお金は使わなければいけないよ。」
「このガチャガチャに価値がないわけではない。立派な売り物として売られているんだから。でも、あなたはまだこの500円のガチャガチャを3回もやっていいほど大人になっていない。」
下の子は神妙な面持ちで「これからはお小遣いを大切に使います。」と言いました。
説教が終わり、下の子が歯を磨いてる時に上の子が「どうしたの?このお菓子」と聞いてきたので、私は事の顛末を話しました。
「えー!ガチャガチャで1500円!これなんのおもちゃ?」
業務用厨房機器のミニチュアだよ…
ホ〇ザキさんはなにも悪くないけど、なんで小学生がこれに1500円もぶっこむの~~~
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
1回500円のガチャガチャを3回やったと聞いて、本当に言葉を失いましたし、頭も真っ白、開いた口も塞がりませんでした
「子ども お金 価値」と検索をかければ色々な教え方が紹介されています。
自分の子育てに自信が持てない私は様々な情報を詰め込むと頭がパンクしてしまうのでネットはあまり見ないようにしています。(我が子の幼少期時代の「石橋を叩きすぎて壊してしまう育児」が未だに尾をひいています)
それにしても1500円…こちとら数か月に1回のカット代の1800円ですら出し惜しみしてるのに
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