朝がまた来る

旧ブログ名「母のようになりたくないのに」です。
毒親、ママ友、育児、病気のこと…40代パート主婦が呟いています。

靖国神社の桜みくじ

2022-03-06 20:44:49 | 日記

心が痛むニュースが続きます。

先月、市ヶ谷に出掛ける機会があったので、娘と一緒に行ってきました。

用事を済ませ、少し街ブラをしようかということになり九段下方面に向かって歩きました。

「九段下」と言えば「靖国神社」があります。

道沿いにずっと続く靖国神社の塀を見た娘が“ここはなに?”と尋ねてきたので「靖国神社だよ」と教えました。

我が家は子どもたちが小さい頃から近所の氏神様に時々お詣りにいってます。

“シャンシャンパンパン”するところは神社

“なむなむ”するところはお寺。と教えています。

 

学校で「東京大空襲」について学んでいる娘。

国語の授業でも「ちいちゃんのかげおくり」という戦争を題材にしたお話を読んでいました。

長く続く靖国神社の塀沿いを歩きながら、私は娘に「靖国神社」について話しました。

この神社に祀られているのは所謂“八百万の神様”ではなく、戦争中に日本のために戦って亡くなった人たちの“御霊”が祀られているんだよ。“御霊になって靖国でまた会おう”と言って兵隊さん達は亡くなっていったんだよ。

そして、戦争を仕掛けた人たちの御霊も祀られていること。

その事をよく思っていない人たちがいることも教えました。

靖国神社の境内に「出征を見送る家族の像」がありした。

我が子の

我が父の

我が夫の

背中が見えなくなるまで見送る姿を写した銅像を見て胸が苦しくなりました。

もしいま日本が戦争をしていたら…考えたくもありませんが、世界のどこかで起きている争いを点と点を繋いでいくと必ず自分達の生活にも繋がります。関わりが生じます。

靖国神社での参拝後「桜みくじ」をひきました。

おみくじの中には根付が入っていて、私は「桜」娘には「鳩」が入っていました。

平和の象徴である「鳩」

世界中の人々の平和への願いが大きな力となりますように。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

子どもの頃、祖父母から戦時中の話を聞きました。

出征し、南方で捕虜となり終戦を向かえた祖父。

空襲を仕掛けに大きな街に向かって飛んでいくB29爆撃機を、裏山の木にしがみつきながら見たと教えてくれた祖母。

「パパは“国のために戦う”といって国に残った」と涙を溢しながら話す小さな男の子の映像をニュースで見ました。

当たり前の日常を奪う権利なんて誰にもないのに。