朝がまた来る

旧ブログ名「母のようになりたくないのに」です。
毒親、ママ友、育児、病気のこと…40代パート主婦が呟いています。

心療内科の話

2021-01-13 00:02:47 | 病気のこと

現在私は月に2回ほど心療内科に通院しています。

心療内科に通うきっかけについてはコチラをご覧ください

 

心療内科に通うきっかけ① - 母のようになりたくないのに

 

心療内科に通うきっかけ② - 母のようになりたくないのに

昨年の晩夏「〇〇区 心療内科」と検索し“ここの先生なら…”と直感を信じ、病院に電話をかけました。

「初診なんですけど…」と伝えると、受付の方が「どのような症状がありますか?」と尋ねてきました。

私は緊張のあまり声が震え、また上手く話せないことがもどかしくて涙がこぼれてしまいました。

「うまく話せなくてすみません」と言うと「大丈夫ですよ。ゆっくりお話ししてください。」と優しく声をかけてくれました。

まだ先生に診ていただいていないけど「あぁ…この病院を選んでよかった」と安堵した瞬間でした。

私は心療内科に行くことを子ども達にも話しました。

お母さんはこれからもずっとずっと家族で仲良く暮らしていきたい。あなたたちの一番の応援団長でいたい。もうイライラしてあなたたちを傷つけたくない。だから心の病気を診てくれるお医者さんに行くことに決めたよ。

 

診察を予約した当日。待合室には私一人だけでした。初診の患者は診療時間外に診てくださるとのことでした。

名前を呼ばれて診察室に入ると、とても穏やかなお顔をした先生がゆったりとした革張りの椅子に座っていました。「どうぞお座りください」と私が座る椅子も同じような革張りの椅子です。

先生は白衣も着ていません。病院の診察室という感じはまったくありませんでした。

改めて私は今の気持ちを先生に話しました。

子どもの頃からありとあらゆることを母に否定され、反対されてきたこと。

母のようになりたくないと強く願うのに、自分が母になったいま時々現れる、自分の中の「母」の存在。

母のようになりたくないと思えば思うほど自分の子育てが空回りして、大切な家族を苦しめてしまうこと。

そして。

絶対に絶対に絶対にありえないことだし、考えてもいけないことだけど…

ふと背中を押されたら、私もあの人たちのように向こうに行ってしまうのかな…と思う自分が怖いこと。

大好きで、大切で、愛おしくて、かけがえのない宝物の家族がいるのに…向こうに行くことを考えてしまう自分が怖いと。

本当はこんな弱い人間になりたくない。

太陽のようなお母さんになりたい。

子育てのことも、コロナのことも、「お母さんがいるから大丈夫!一緒に乗り越えようよ!」

そんなお母さんになりたい。

 

先生は私の話を「うん。うん。」「そうだったの。大変だったね。」と、時々私にティッシュを差し出しながら静かに聞いてくれました。

正直、ここまでの胸のうちを夫にすら話したこともありません。もちろん夫にも心療内科を受診したい話はしました。でも詳しくは話せなかった…。大切な人だからこそ困らせたくなかったんだと思います。

心療内科を受診した日の夜。先生に何もかも吐き出して、たくさん泣いて。そして処方された薬のおかげで数か月ぶりにぐっすり眠れました。

通院を始めて何度目かのある時。

先生がyoutubeで「マインドフルネス瞑想」って調べてごらん。と話してくれました。(ん?瞑想?ちょっとあやしいやつ!?と失礼ながら思ってしましました

実際には全然あやしいことではなく(当たり前!)、ものすごーーーく簡単に言うと「いまやってることに集中する」。

仕事中なのに余計なことを考えてしまう。そんな時には「マインドフルネス」のスイッチON。

「あーダメダメ。余計なことは考えない!はい!仕事に集中!私はいま〇〇を〇〇してます!私はいま〇〇を〇〇してます!」

家事をやってる最中、むかし母に言われたキツイことを思い出す…。そんな時には「マインドフルネス」のスイッチON。

「はい余計なことは考えない!私はいまお風呂を洗っています!スポンジの感触、浴槽の壁をつたう泡の流れ方、石鹸のにおい…。私はいまお風呂を洗っています!」

こんな感じで、余計なことを考えてモヤモヤしている自分に「はい!こんな時にはマインドフルネス!」と通販番組みたいに突っ込んでクスッと笑ってしまうときがあります

「マインドフルネス」について、正直これで合っているのかわかりませんまだまだ勉強中です。

 

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「はい!こんな時にはマインドフルネス!」が通用しないほどモヤモヤしたり、イライラしたり、落ち込むこともあります。母の影響でしょうか、物事を「白か黒」「0か100」できめてしまうところがあります。またその考えを子どもにも押し付けてしまうのではないかと不安になるときもあります。この世には白でも黒でもないグレーがあること。そのグレーも薄いグレーや濃いグレーがあること。0でも100でもない20や50や50.5だってあること。いつも肝に銘じて子育てをしていきたいです。



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