コロナの影響もあり学校の水飲み場は長いこと使用禁止です。
子ども達は毎日水筒を持って学校に行きます。
毎日の水筒洗いが面倒だなーーーーと感じる私
こども用の水筒は水漏れ防止がしっかりしているためか、特に中栓のゴムキャップを洗うのが面倒です。
そして子供用の水筒は重い…
いつ学級閉鎖になるかわからないため「置き勉」が禁止になり、教科書、副本はすべて持ち帰りになりました。
今の教科書は子ども達の興味を引くためオールカラーで1冊1冊が重いです。
そして毎日家で充電して持って行くタブレットPC。
教科書も、タブレットも、水筒も…重たい荷物を毎日背負って学校に行きます。口にマスクをかけて…
そんな訳で、毎日の水筒に対する負担を軽減すべく(私は洗うこと、子ども達は持ち歩くこと)使いやすい水筒を買うことにしました。
最近ではシームレス栓の水筒も売られていますが、なかなかのお値段です
そこでホームセンターや大型スーパーで売っているプライベートブランドの水筒はどうかな?と思い、実際に数軒まわって色々見比べました。子ども達の手でもキャップが回しやすくて、直飲みでもこぼれにくくて、洗いやすいもの…そしてお財布にも優しい価格帯のもの(重要です!)
結果、某トッ〇バリュの(伏せ字の意味…)水筒にすることにしました。
500mlの水筒ですが、軽いし水漏れもしにくそうだし、洗いやすい形状でした。
娘と息子の分2つ買って、ぶつけても大丈夫なように水筒カバーも買いました。ぶつけても傷つかないように。
テプラで名前のシールを貼って、早速次の日から使い始めました。
数週間後。息子の水筒だけ名前シールのテプラが剝がれていました。
シールやラベルを剥がしたがる息子。今までも様々な学用品の名前シールを剝がされました。(なのでマジックペンで記入できるものは極力直書きをしています。)
息子はペットボトル飲料のラベルも剥がします。まだ中身が入っているのに丸裸にしちゃいます
なので水筒のテプラを剥がすのは想定内。紺色の水筒なので黒以外のマジックで直書きしなくちゃな…
もうひとつ。息子には困ったことがあります。
それは「学用品を大切に扱わないこと」
消しゴムは常に鉛筆の銃弾をうけているし、のりやボンドなどのキャップを閉めるものはゆるゆる、色鉛筆のケースに入っているプラスチック製のシートはバキバキ、直角三角形は一番鋭角なところ(30度のところ)がポキリと折れ、傘の持ち手もボッキリ折れてて、縄跳びの持ち手は片方ありません。
しかし全てがだらしない、大事にしないという訳ではないようで…
意外と!?絵具は全色揃っていたり、意外と!?ランドセルがきれいです。冬休み前に失くしたかもしれないと焦った「書初め用の下敷き」も無事に見つかりました。最近ではプリント類もちゃんと持ち帰ってきます。
でもでもでもでも!!
今週の月曜日の夕方。
息子が持ち帰った水筒を洗おうと、水筒カバーから取り出すと水筒が数か所ベコベコに凹んでいました。
角にぶつけたとかじゃなく、高いところから落としたとかじゃなく
足で踏みつけたような凹み方をしていました。
え?なにこの凹み方!?どういう扱い方したらこうなるの!?
私は息子に水筒を見せて事情を聞きましたが、息子は「わからない」と言うばかり。
ちょうど夫が帰ってきたので夫にも水筒を見せました。
すると夫が「自分じゃないなら誰かに踏まれてこうなったんじゃないか」と言います。
夫は息子に普段水筒を教室のどこに置いているか、本当に身に覚えがないかなど事情聴取を始めました。
夫は学校絡みのトラブルに対して少々度が過ぎるほどネチネチ具合が発動します。自身の子ども時代の経験がそうさせるみたいです。
案の定「学校に電話して聞いてみる」と言い出す夫。
息子は「身に覚えがない」と言いますが、息子は真実を「忘れている」だけだと思いました。もしくはただ単に真実を言えないのか。
「誰々くんが棒を持って走り回っていた」とか「水筒をひっかけるフックがはずれやすい」とか言っていますが、そんな理由では付くような凹み方ではありません。
そこで私は息子に「明日先生に水筒を見せて“こうなっちゃった原因を知りませんか?”と聞いてみなさい。」と言いました。
「電話をかけるのはちょっと待って。まずは自分で聞いてきてもらおう。」と夫にもお願いしました。
担任の先生には「お世話になっております。息子の水筒について息子から先生に聞きたいことがあるそうです。お忙しい中すみませんが、息子の話を聞いてもらえませんか?」と簡潔にお手紙を書きました。
翌日。ベコベコに凹んだ水筒にいつも通りお茶を入れて持たせました。
そして帰宅後。息子に「どうだった?」と尋ねました。
息子は「僕が水筒を教室の床や机の下に置きっぱなし(転がしたまま)にしているから誰かに踏まれたんじゃないかって…先生が教えてくれた。」と言いました。
「先生からそう聞いた時どう思った?もし違うと思うなら今度はママも先生に聞いてみるよ。」
息子は首を小さく振って「大丈夫」と言いました。
「大丈夫ってことは先生の話を納得してるってこと?」
頷く息子。
私は「水筒を凹ませたのはあなたじゃないけど、その原因、きっかけを作ったのはあなたなんだよ。」と息子を叱りました。
パパはあなたが誰かにいじめられているんじゃないかと心配して学校に電話しようとしたんだよ。
ママもパパと同じように心配した。だけどもしかしたら違う理由があるんじゃないかって…電話をしようとするパパを制止したんだよ。
制止したことが正しいのか悩みました。
「うちの息子の友達関係は大丈夫でしょうか?」と子どもの為ならなりふり構わないお母さんじゃなくていいのかな…って。
母としてどのように立ち振る舞えばよかったのか…
モヤモヤしたまま迎えた翌朝。登校の支度をしていた息子が(._.)みたいな顔をして立ち尽くしています。
「どうしたの?」
「帽子がない…」
学校に被っていく学帽がないとのこと
もう…なんでやねん!!
ブログをご覧いただきありがとうございます。
息子の担任の先生には息子がADHDであることを伝えています。
毎日授業中にトイレにいく息子を「(トイレに行くことで)彼が気持ちを切り替えられるならいいと思ってます」と仰ってくださる先生です。
もうすぐ学年末。次年度もまた同じ先生になるとは限りません。
学習障害、発達障害の有無に関係なく「先生との相性」が必ずあります。
相手に「理解してもらう」ばかりではなく、息子の「ステップアップ」も課題です。